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かおりんの養生茶Labo2020その④ 春の養生茶編

薬剤師の飯沼です。

さて、少しずつ春の気配を感じる季節になりましたね。

今回は【かおりんの養生茶Labo2020その④】、春の養生茶編です。

 

昨年度に中医営養薬膳学講座で試飲していただいた、

季節の養生茶の特徴と皆様の感想をご紹介したいと思います。

 

2月の養生茶  紅花決明茶(こうかけつめいちゃ)

寒い中でも、植物の芽吹きなど、陽気が感じられる季節に合わせて

「すっきりめぐらせる春のお茶」というテーマで作成しました。

血流を良くし、生理痛などの痛みを和らげる紅花に、

便通を良くし、目にも良いハブ茶を組み合わせた養生茶です。

ちなみに、ハブ茶とは決明子(けつめいし)の成熟種子を炒ったものです。

香ばしいクセのない味のハブ茶に紅花の少し酸味が効いた味と

香りが加わった赤い色が特徴です。

 

3月の養生茶  桑葉山査子茶(そうようさんざしちゃ)

「食後すっきり春のお茶」というテーマで、

糖質の吸収を抑えることでも注目されている桑の葉に、

お肉の消化を助け、薬膳スイーツとしてもおなじみの山査子を加えました。

「スッキリして飲みやすい。」と感想をいただいた、

普段使いにもおすすめの養生茶です。

さて、こちらで昨年の7月から季節ごとにご紹介させていただいた養生茶も、ひと段落です。

今後も、それぞれに合わせた使い方で、楽しんでいただけたら嬉しいです。