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生理痛・内膜症を治して妊娠しよう。~「気・血・水」の流れ~

命を支える栄養「気・血・水」は、不眠やお腹の張り、肌荒れだけでなく、生理痛、内膜症、不妊にも大きく関わっています。

気・血・水とは? 流れが悪いとどうなるかなどお伝えします。

 

①気の流れ

「気」とは体の力のもとであり、エネルギーです。気は食べ物から絶えず作られています。

「気」が不足すると疲れやすく、冷えやすくなります。

「気」が停滞するとストレスが溜まり、胸やお腹が張ってガスが溜まりやすくなります。

生理も早く来たり、遅くなったりします。基礎体温もガタガタしてよい卵ができにくくなります。

②水の流れ

「水」とは身体のすべての水分のことを言います。体内の水分だけでなく、汗や、唾液なども含みます。

全身を巡って潤し、一部は血液になります。

年齢とともに体内の水分は減ってくるので、眼や皮膚は乾燥し、口は渇き、体はほてり、

基礎体温の周期は早くなり、低温期は体温が高くなりがちです。

③血の流れ

「血」の源は食物です。栄養物質を全身に送り滋養と潤いを与えます。

血が少ないと、肌や髪はカサカサします。また「血」は心身を安定させる働きがあります。

不足すると不安状態になり、眠りも浅くなります。

生理の量も減り、子宮内膜が薄くなるので卵は着床しにくくなります。

④血を滞らせるとどうなる

血の流れが停滞すると全身の血液はドロドロしてきます。

経血も粘っこくなり、暗い赤や紫に近い色になります。

経血に塊が混じるようになり、痛みも伴うようになります。

経血は子宮内膜がはがれたものです。経血を見れば内膜の状態がわかります。

 

「気」と「水」の流れが悪いと「血」も停滞し「瘀血(おけつ)」となります。

「瘀血」になると、血の流れが悪いので、血はドロドロして粘っこくなり、

経血は暗い色になり、進むと紫色になり、固まります。

それは経血の塊やチョコレート嚢腫などです。

子宮の出口が狭い場合も経血が膣を出るときに痛みを感じることがあります。

ドロドロ血「瘀血(おけつ)」がサラサラなきれいな赤い血になると生理痛は軽くなり、妊娠しやすくなります。

 

~次回は瘀血をとる方法をお伝えします~