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PMS(月経前症候群)対策3・水滞(すいたい)

月経前は、女性ホルモンの一つ、黄体ホルモンの分泌が増える時期です。

黄体ホルモンには、月経の出血などによる栄養不足を防ぐため、

身体に栄養や水分を溜め込もうとする働きがあります。

そのため、月経前になると身体がむくんだり、体重が増えやすくなったりします。

 

中医学では、こうした不調を、体内に「湿(しつ)」(余分な水分や汚れ)

停滞している状態と考えます。

湿の停滞を招きやすいのは、水分代謝を担う胃腸の働きが弱くなっているタイプ。

胃腸不調を感じやすい人は、日頃から胃腸をケアして

健やかに保つよう心がけましょう。

むくみなどを感じる時は、体内の余分な水分をすっきり取り除くことが大切です。

 

*気になる症状

・月経前の主な症状:むくみやすい、太りやすい

・その他:痰が多い、吐き気、食欲不振、頭痛、めまい、尿が少ない、

軟便、舌の苔がべたつく

*食養生

利水作用のあるもの:

きゅうり、すいか、冬瓜、はと麦、緑豆、小豆、もやし、春雨 など

緑豆