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スローエイジングに役立つ食事法

基本的で簡単な食事法です。
主食の炭水化物、主菜の蛋白質、副菜のビタミン・ミネラルを三食ともバランスよく取ることです。
ご飯やパンと、肉・魚などの蛋白質と野菜のおかず。といった感じです。

朝も昼もパンとコーヒーだけとか、お蕎麦だけでなく、副菜をつけることが大事です。
正しい食事法とは、その人が亡くなった時に分かる、と私は思っています。
この食事法は私の両親が身をもって示してくれた、まさにスローエイジング健康法です。

私の父は戦争で戦地に行き結核になり30歳の時に帰ってきました。命は2年しか持たないだろう、といわれました。薬はなく、栄養療法しかない時代です。そこで母は栄養学の通信教育を受けはじめました。紳士洋服店を自営で父と一緒に始めたところでした。
忙しい中、母は三食作り、母の手料理を食べながら父は10年寝ていましたが、元気になり50年長生きしました。

ポイントの野菜は1日350グラム位です。作り置き料理がいくつかあって朝はそれをいくつか出します。ぬか漬け・お浸し・小魚など。昼もパンだけお蕎麦だけということはありませんでした。
父は85歳で肝臓がんになり、腹水で腫れても漢方薬を飲むとすぐ引きました。
亡くなる前日も元気におしゃべりをして苦しむこともなく翌朝母が、気が付かないうちに亡くなっていました。

母は風邪を引いたことがなく、100歳で認知症になることもなく、特に病気もなく、私がベッドのそばで本を読んでいて気が付かないうちに、息をひきとっていました。
十分生きて、枯れ木が朽ちて土に帰るような亡くなりかたでした。

毎食ご自分の食事をお腹がいっぱいになればよい、というのではなく「食は命」と思って一食一食を自分の為、家族のために簡単でよいので主食・主菜・野菜と考えてバランスの良い食事をして下さい。健康と美の元となるでしょう。
食事のバランス表を参考にしてください。