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漢方でよくなる膀胱炎

寒い季節や梅雨時は膀胱炎が起きやすいです。

女性は尿道が男性よりも短く、尿道口に膣や肛門が近いので細菌が入りやすく発症しやすいようです。

1:敵が強いとき・・・・尿道から大腸菌が侵入したとき

2:免疫力が弱ったとき・・・冷え、疲れ、生理中など

 

急性期の膀胱炎は抗生物質でも早く治りますが、慢性でよく繰り返す人で、

細菌の検査をしてもいなく、現代医学では治す薬がありません、と医師に言われてしまう方もいます。

何回も繰り返し、そのたびに抗生物質を飲むと耐性菌ができる恐れがあります。

また抗生物質で腸内細菌叢(細菌の集まり)が乱れ、便秘や下痢を起こすようになります。

放置すると腎盂腎炎などを引き起こし、腎臓は一回痛めると治りにくく、再発しやすいので大変です。

 

よく「清潔にしなさい」と言われますが、現代人は清潔し過ぎるくらいです。

むしろ免疫力が低下して、敵に負けてしまって発病するのです。

免疫力を高めるのは養生と漢方薬です。

 

次回はタイプ別に分けてお伝えいたします。

1:急性の「湿気」と「熱」のタイプ

2:ストレスのたまった「気滞」タイプ

3:虚弱体質の「腎虚」タイプ