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春はストレスに気をつけましょう。

春は環境の変化などから心が不安定になりやすい季節。

この時期は、ストレスで体調を崩すことも多いです。

 

身体に不調があると気持ちまで滅入ってしまったり、

反対に、悩みやストレスで体調を崩してしまったり。

そんな経験は、だれもがあるのではないでしょうか。

中医学は「心身一如(しんしんいちにょ)」(心と身体は一つ)という

考え方を基本としていて、心と身体の状態は

互いに影響し合っていると考えます。

そのため、ストレスの対処も精神面だけでなく、

身体を整えながら、心身全体をバランスよく保つことを大切にします。

 

身体の中でストレスと深く関わっているのは、五臓の「肝(かん)」(肝臓)。

肝は体内の「気」(エネルギー)の流れをスムーズに保ち、

ストレスをコントロールする働きがあります。

また、身体に栄養を与え、精神を安定させる「血」の貯蔵庫でもあります。

 

こうした機能が十分に働いていれば、ストレスに上手く対処できるため、

ダメージを強く受けることはありません。

春から始まる一年間を健やかに過ごすためにも、

自分の身体を振り返り、ストレスに強い身体づくりをめざしませんか。