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中医学から見た、赤ちゃんが元気に育つ妊娠中の養生法:5ヶ月目

妊娠5ヶ月(16週から19週)、安定期に入ります。

お腹のふくらみが目立つようになってきます。

赤ちゃんの四肢がすべて形成される時期で、五臓を形成するために、

バランスの良い食事を摂る必要があります。

米や麦、牛肉や羊肉、魚のスープなどがおすすめですが、

食べ過ぎや少食に注意しましょう。辛いものは食べないようにしましょう。

また、十分な睡眠と、体を冷やさないように心がけて下さいね。

 

子宮底長やお腹の大きさには個人差があるので、特別な注意を受けない限り、

外見のおなかが大きい、小さいと心配する必要はありません。

 

赤ちゃんは、妊娠4ヶ月頃から、音を感じるようになっていますが、

妊娠5ヶ月頃には、音を伝える内耳の蝸牛(かぎゅう)が完成します。

脳の記憶装置である海馬(かいば)も発達します。

この頃から、だんだん音の区別がつくようになり、

よく聞くママの声を記憶するようになります。

 

パパも話しかけてあげて下さいね。

誕生後に、パパの声に反応してくれるでしょう。

赤ちゃんの背骨もしっかりできてきます。

骨を作るカルシウムは食事からしっかり取りましょう。

食事から摂るカルシウムが少ないと、お母さんの骨から溶けて、赤ちゃんへ補うようになります。

カルシウムの多い海藻、小魚、木綿豆腐、牛乳などから1日1000ミリ摂りましょう。

ただし牛乳は摂りすぎると、アレルギーの元になります。

1日150 ccまでとなっています。

 

食事から摂れない場合は、海の牡蠣の殻の粉末を錠剤にした、

ウチダ和漢薬 ウチダの新カイホーイオン化カルシウムをお勧めします。