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中医学から見た、赤ちゃんが元気に育つ妊娠中の養生法:9ヶ月目

妊娠9ヶ月(32週から35週)

胎児の六腑と関節が形成される。

六腑とは、六つの内臓のこと。

大腸・小腸・胃・肝臓・ 三焦(上焦、中焦、下焦)、膀胱。

リラックスして過ごし、甘い物や自分が好きな美味しい物を食べてもよい。

毛髪を養うために、黒ゴマや黒豆など補血の食べ物がおすすめです。

ゆったりと着心地の良い服を着て、心身ともにリラックスさせる。

住まいは暖かくして湿気を避けること。

 

普段よりおりものの量が増えたり、黄みを帯びたりした時は、

痒みなどの症状がなくても、早めに受診しましょう。

細菌性膣症といって、とくに症状のないままに、

居候のような細菌が、増えていることがあります。

 

細菌性膣症であっても、母体には何も困ったことは起きません。

しかし、細菌が子宮の方へ上がり、卵膜(赤ちゃんを包む膜)に炎症が起こると、

破水して、早産になる心配があります。

 

早産の大半は、この細菌性膣症による卵膜の炎症(CAM)が原因と分かってきました。

最近は、膣分泌物の検査で、細菌性膣症を早期発見したり、

早産の兆候を、いち早く知る検査法ができるとともに、

炎症を抑えて、早産を防ぐための治療法もあります。

 

細菌性膣症と診断された場合も、必要以上に心配せずに、

指示された治療を、きちんと受けるようにしましょう。

 

産後に母乳がたくさん出るように

血を補う漢方薬もございます。ご相談下さい。