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舌は健康のベロメーター:舌診

舌は経絡によって内臓と結びついています。

臓腑の栄養は経絡を伝わって舌を滋養しています。

舌の状態によって臓腑の状態を知ることができます。

 

舌の色は「寒・熱」を表します。

健康な人は淡紅色写真①

熱証があれば紅舌写真②になります。

冷えなど寒証があれば青っぽい。

瘀血(瘀血)があれば紫色写真③。ガン、動脈硬化、

生理痛のひどい人などは往々にして紫色が多くみられます。

舌の形と状態

「気虚」の人は舌のふちに歯痕舌写真④

が見られます。花粉症の人はほとんど歯痕があります。

舌の苔は津液が十分あるか、または損傷されているか

苔が厚いのは食べすぎ、飲みすぎ、体調不良で「邪」痰湿が

たまっています。厚白苔写真⑤。

            

苔を削っても翌朝には出てきます。

食事や睡眠など生活養生を指導します。体質をチェックすることが大事です。

 

乾燥して裂紋がある人は陰虚すなわち乾燥タイプ。

高齢者になると、この乾燥タイプが増えて、目の渇き、乾燥肌、

口や鼻の乾燥、便秘などの訴えが多くみられます。乾燥舌写真⑥

苔の色

白い苔は「寒証」冷えをあらわします。

 

黄色い苔は「熱証」なので熱がこもっています。

のどが赤くて痛み、体に熱感がある風熱の風邪、アトピー、ニキビで見られます。

 

黒い苔。黒い苔は「寒」と「熱」の極みといいます。

体調がかなり悪いときに見られ尋常ではありません。

このように舌は「陰陽」「虚実」「寒熱」がとてもよくわかります。

 

症例 黒い苔でがんが早期発見

50代の男性が「痛み止めをください。」と来店。

「どこが痛いのですか?いつからですか?」

「鼻の奥が一週間前から痛みます。」

「ちょっと舌を見せていただけますか?」

黒舌写真⑦

「舌が黒いのは漢方の見方では普通ではないです。

すぐに大きな病院へ行きなさい。」と話しました。

びっくりして帰られ、その後しばらくして来店。

「上顎ガンでした。」と報告され舌の写真を撮影。