漢方の体質改善と共に、その人の月経周期に合わせて漢方薬、中成薬(漢方処方の錠剤などの既製品)を使い分ける方法です。
女性の月経周期を「月経期・卵胞期・排卵期・黄体期」の4つに分け、それぞれの周期ごとに服用する漢方薬を変えていきます。
この方法は南京中医薬大学の不妊症の神様と言われる夏 桂成先生に特別に教えて頂きました。
メリットとして、女性の月経周期に合わせた治療を行うことで、妊娠しやすい体づくりをサポートします。
そして漢方薬や生活養生で体質を改善し、健康な状態へと導きます。
周期調節法は自然妊娠だけでなく、体外受精や顕微授精の成功率、受精卵の着床率も高められると報告もあるため病院での通院と併用も可能な治療法です。
●月経期 (月経が始まった日から3~7日間)
不要になった子宮内膜を剥がし、溶かして月経血として完全に体外に排出する時期です。
体温の下降は一気に下がることが理想
●低温期 (月経期後の7~10日)
子宮内膜の新しい内膜層を再生・増殖させ、卵巣内では1個の卵胞を選択し成熟させる時期です。
穏やかに一定ラインでいること、月経開始から排卵まで12〜16日くらいが理想
●排卵期 (卵胞期後の数日間)
卵巣内の成熟卵胞から卵子を排卵し、黄体を作り、卵胞期(低温期)から黄体期(高温期)へ移行させる時期です。
一度下がり2〜4日ですみやかに高温に達することが理想
●高温期 (排卵期後の約2週間)
子宮内膜の活性化した分泌腺の働きにより、栄養素に富んだ分泌液を蓄え、受精卵が着床・発育しやすい環境を整える時期です。
M型や山型にならず一定ラインを保ち、12〜14日間あることが理想 (ホルモン剤使用によりのびることもあります)

基礎体温表は何故大切?
中国では昔から「婦人以血為本」と言われ、血液は女性の体にとって、とても必要なものであるとされています。
毎月月経によって大量の血液を失い、また内膜を厚く作らなくてはいけません。
ですから女性の身体は常に血液不足ともいえます。
他の臓器も血液が巡ることにより養われます。
血液を補い、十分に体内を巡らせることは女性の健康的な体を作るために重要なことなのです。
そして正常な月経が来ることは女性のひとつの健康バロメーターになります。
「正常な生理」が毎月来るか、ちゃんと自分の生理をチェックしてみて下さい。
基礎体温をつけてみるとホルモンの働きを自分で推定することができます。

<基礎体温(BBT)について>
◎二相性に低温期と高温期が分かれている。
◎低温期と高温期の差:0.3〜0.4℃
◎体温は人によって違いますがだいたい低温期:36.2〜36.4℃ 高温期:36.6〜36.8℃
以上が分かるようにグラフで表してみましょう。
基礎体温を毎日測るのはとても面倒に感じるかもしれませんが、習慣になればそんなに負担でもありません。
それよりもきちんと排卵しているか、自分のホルモン状態を推測する方法なのでぜひつけてみて下さい。
枕元に基礎体温計を置いておいて、朝起きたら体を起さずそのまま舌の下にはさんではかります。
(トイレに行ってから測ったり、寝坊して測ると、いつもより高い体温になります。だいたい同じ時間に、体を起こさずに測って下さい。)

~お話をお伺いし、症状や体質に合わせて、お薬や養生法などをご提案いたします~


