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アトピー

  • 尋常性乾癬と肥満の関係

    植松 光子です。

    21日に大阪で埼玉医科大学皮膚科教授の尋常性乾癬の講演があり、行ってきました。

     

    特に興味を引いたのはメタボリック症候群との関連が深い、というお話でした。

    確かに当店にいらっしゃる男性の患者さんはみなさん、かなり立派なお腹をしています。

     

    このような体格で乾癬がある人は、ない人に比べて平均死亡年齢が5歳低いとのことです。

    心筋梗塞や慢性腎臓病も多く、たばこを吸う人は1.9倍多く発症します。

    何故でしょう?

     

    それは脂肪細胞の周りに皮膚を赤くかゆくする、サイトカイン炎症物質が多いからです。

    体重を落とせば治りやすくなります。

     

    無理なダイエットはしないで肉類を減らし、毎食野菜を100g(中皿2枚)取りましょう。

    緑の野菜は1日100g。

    添加物の害からも体を守ります。

     

    ササヘルスは緑黄野菜の中で葉緑素が一番多く含まれています。

    毎朝10ml飲むだけの手軽な飲み物です。

    気長に続けていきましょう。

     

     

     

     

     

    写真:「我が家の半夏生」

     

  • アトピーの食事は潤す食べもの

    2015年2月18日 ,

    以前、アグネスチャンさんの薬膳の講演の司会を頼まれ、

    有楽町の国際ホールでしたことがあります。

     

    初めにその依頼が来たときは驚きました。

    「えー! なぜ? 司会などまったくしたことがないのに?」

    それでも一生懸命練習して司会に臨みました。

     

    その講演会は、不妊症の話を東大の女性の産婦人科の先生がお話しして、

    薬膳の話をアグネスさんがする、という構成でした。

    アグネスさんの話は当時とても新鮮でした。

     

    アグネスさんの家は代々漢方の家系で

    子供の時からお母さんに食べ物のことを

    いろいろ教えてもらったそうです。

     

    食事のときは

    「アグネスは冷え性で乾燥肌だから、これをお食べなさい。

    お兄ちゃんは体質が違うからこっちがいいわよ。」

    という具合で体質によって食べるものが違う、

    ということを教わったそうです。

    これが薬膳の考えの元です。

     

    アトピーの人は殆ど、ひどい乾燥肌です。

    この乾燥肌をなおすと、かゆみが楽になります。

     

     

     

     

    食べ物は潤すもの、

    まずは野菜スープや、けんちん汁、

    白菜などの鍋料理などの汁物を

    毎日取りましょう。

    2015年2月17日
    薬剤師 国際中医師 植松 光子

  • アトピーの乾燥肌によい食べ物

    2015年2月18日 ,

    乾燥肌によい食べ物にはまず豆乳があります。

    豆乳は大豆からできたものですから、

    植物性で体を熱くしたり、

    冷やしたりと言った強い性質はなく、

    牛乳のようにアレルギーを起こすことも多くありません。

    (大豆アレルギーのある人は注意)

     

     

     

     

    オリゴ糖が含まれ自然の甘みがあり、体や肌を潤します。

    イソフラボンが含まれているので更年期障害にもいいでしょう。

    豆乳でも調整豆乳は甘みなどの添加物が

    入っているので無調整のものがおすすめです。

     

    私は毎朝野菜ジュースとともにこの豆乳を暖めて

    婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)を混ぜて飲んでいます。

    温まってとてもおいしく、美肌になるような気がします。

     

     

     

     

     

     

    ※この商品はオンラインショップなどでは取り扱っていません。

    婦宝当帰膠は冷えている方にはよいのですが、

    顔は赤くてほてる人は温めてしまうので避けてください。

     

    また生理中、肌がかさつく人は、血を増やして乾燥を防ぎます。

    婦宝当帰膠がない人は、黒砂糖やキビ砂糖を小さじ1杯くらい加えてもおいしく飲めます。

    食べ物は長い間にその人の体質や体を作ります。

     

    以前アトピーの男性から予約の電話が入り、

    かなり予約が先になってしまったので、

    「それまで自分で何かできることはありませんか」

    と聞かれ、潤す食べ物をお教えしました。

     

    そして2か月後いらした時に、

    半分くらいアトピーがよくなった、と喜んでいらっしゃいました。

    独り暮らしの男性でしたが、

    自分で毎日潤す食べ物で料理を作ったそうです。

    2015年2月18日

    国際中医師 薬剤師 植松 光子

  • アトピーがよくなって素敵な成人式

    2015年2月16日 ,

    アトピーがすっかりよくなって、真っ白な顔になったA子さんが

    成人式のアルバムを大事そうに胸に抱えて、持ってきて下さいました。

     

    メタル色の表紙の立派なアルバム。

    その中に、真っ赤な振袖を着た素敵な笑顔のA子さんが

    いろいろな表情で写っていました。

     

    一緒にいらした、お母さんが

    「こちらに初めて来た時は、成人式があげられかしら、

    と心配してたんですよ。」

    と感慨深くおっしゃいました。

     

    16歳で初めて来店された時は家族5人、

    おばあさんからおばさんまで

    心配してついていらっしゃいました。

     

    でも、漢方薬を一日も欠かさず飲んで

    ピカピカのきれいな肌になったA子さんの写真を見ていると、

    うれしくて、涙がジーンと滲んできました。

     

    一生懸命励ましてきてよかった、という思いと

    中医学を学んでよかった、

    という思いが胸の中をよぎりました。

    2015年2月14日 ウエマツ薬局 植松光子

     

  • アトピーがよくなってきたら、がっちりしてきた中学生

    2015年2月5日 ,

    最近、アトピー相談で見えている中学生の男の子が

    目に見えて背が伸び、体格もがっちりしてきました。

     

    初めて来店されたときは、

    痩せて背も小さく、小学生のように見えました。

    アトピーもひどく

    膝の後ろなど赤く汁が出てかたまって、

    見るも痛々しいほどでした。

     

    よく我慢してきたね、

    と思わず抱きしめたくなるほどでした。

     

    しかし、ステロイドは使っていなく、

    食事も徹底的に野菜中心で頑張ってきたようでした。

     

    漢方薬を飲み始めてすぐ、驚くほど回復が早く、

    みるみるうちにきれいになってきました。

    まだ来店されて2か月くらいですが、

    本人や家族もびっくりするくらいです。

     

    やはり、ステロイドを使っていなかったことと

    野菜中心の食事を徹底していたことが大きな原因でしょう。

    体重も背も急にぐんぐん伸び始めました。

    エネルギーがアトピーのかゆみに取られて

    成長が遅れていたことが考えられます。

     

    一般にアトピーの人は痩せている人が多く、

    良くなってくると体重が増え、顔つきがふっくらとしてきます。

     

    赤ちゃんも同様で、やせていた赤ちゃんが丸々と太って

    丈夫そうになります。

    太れば肌も潤って、さらに丈夫な肌になります。

    プラスの連鎖です。

     

    アトピーを漢方で治すと、背が伸び、がっちりするなんて、

    本人も家族も私もうれしい、幸せな事実です(^-^)/

    薬剤師 国際中医師 植松 光子

     

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