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鼻の不調対策4 鼻ポリープ(鼻茸)
鼻ポリープは「鼻茸」とも呼ばれる、鼻の中の粘膜にできる
水疱状のできもののことです。
中医学では、鼻腔内に「湿(余分な水分)」や「熱」が
しつこく停滞することで起こる症状と考えます。
一般的にはステロイド点鼻薬や手術などで対処しますが、
鼻ポリープは一度取り除いても再発しやすいことが特徴です。
症状を改善し、また再発を防ぐためにも、体質をしっかり整え、
根本から改善することが大切です。
また、蓄膿症や慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎などが
原因になることもあるので、こうした鼻の不調が長期化しないように
積極的に改善するのが大事です。
*気になる症状
慢性的な鼻づまり、嗅覚減退、
鼻水が濁り量が多い、鼻の変形、頭重、
舌が紅い、舌苔がベタつく
*食養生~身体に溜まった湿と熱を取り除く
はと麦茶・たんぽぽ茶・どくだみ茶 など
※はと麦茶⇒オンラインショップ
※どくだみ茶⇒オンラインショップ
~HPに掲載~
あなたに合ったお薬をお出しします。
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漢方薬膳サロン ウエマツ薬局
電話:049-245-6637
FAX:049-245-0613
メール:GZE03435@nifty.com
営業時間:10時~18時 定休日:日曜、祭日
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鼻の不調対策3 慢性鼻炎
鼻炎を繰り返す、エネルギー不足タイプ
鼻炎を繰り返しがちで、慢性的に鼻づまりを起こしているタイプ。
症状はそれほど重くないが、嗅覚が弱くなり、鼻が詰まって、息苦しい状態が続きます。
このタイプの鼻炎は、鼻を開かせる「肺」や
陽気(体を温めるエネルギー)を上昇させて鼻を丈夫にする胃腸の働きが弱く、
「気(エネルギー)」が不足していることが原因になります。
こうした気虚の状態は免疫力や回復力の低下にもつながるため、
放っておくと症状がさらに長期化してしまいます。
気になる症状のある方は、積極的に肺と胃腸の働きを整え、
体内の気(エネルギー)を養いましょう。
*気になる症状
鼻炎を繰り返しがち、疲労時に鼻炎を起こしやすい、
嗅覚の減退、風邪を引きやすい、息切れ、疲労感
食欲不振、顔色が白い、舌の肥大
*食養生
~肺と胃腸を整え、体内の気を養う
白きくらげ・豚足・じゃがいも・ゆり根
鶏手羽・大豆製品・はちみつ・山芋・りんご など
※白きくらげ⇒オンラインショップ
鼻炎が長期化している、邪気停滞タイプ
鼻炎が長期化すると、鼻腔内の組織が厚くなり、そこに邪気が溜まりやすくなります。
すると、「気」や「血」の流れも停滞し、強い鼻づまりの症状が慢性化してしまうのです。
症状の特徴は、鼻水に粘りがあり、痰が多く、耳鳴りや耳塞感を伴うこと。
こうした症状が続くと、集中力が落ちたり、日常生活にも支障が出たりします。
治らないとあきらめず、積極的に体質を整えて不快な症状を改善していきましょう。
*気になる症状
強い鼻づまり(粘りのある鼻水)、嗅覚の減退
痰が多い、耳鳴りや耳塞感を伴う、舌の色が暗い
*食養生~気・血を養い、血流を良く
どくだみ・ウコン・紅花・へちま・
辛夷茶・玉ねぎ など
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鼻の不調対策2 急性鼻炎(鼻かぜ)
透明なサラサラ鼻水・・風寒タイプ
このタイプは、風邪と寒邪が身体に入り込み、
身体が冷えることで起こる風邪の初期症状の鼻炎。
鼻かぜと言われ、鼻づまりや悪寒、頭痛などの症状が現れます。
養生の基本は体に侵入した風邪と寒邪を早めに追い払う事。
食事や飲み物、服装などに注意して、身体をしっかり温めるよう心がけましょう。
*気になる症状
鼻づまり(透明な鼻水)、鼻声、悪寒、頭痛、
節々の痛み、痰が白く薄い、舌苔が白い
*食養生
~体を温め、邪気を発散させる
ねぎ・大根・葛・しょうが・三つ葉・豆豉・白菜・香菜・辛夷茶 など
黄色く粘りのある鼻水・・風熱タイプ
風寒タイプと同様に、こちらも風邪の症状として起こる鼻炎。
身体に侵入した風邪・熱邪の影響で発熱や喉の痛みが現れ、
黄色く粘りのある鼻水が出るようになります。
このタイプの鼻炎は、まず体内の余分な熱を冷ますことが大切です。
重い鼻づまりがつらい時は、涼性の食材やお茶などを積極的に摂り、
体をすっきりさせるように心がけましょう。
*気になる症状
鼻づまり(黄色く粘りのある鼻水)、発熱、喉の痛み、
頭痛、口の渇き、痰が濃い、舌の先が紅い、舌苔が薄く黄色い
*食養生
~身体にこもった熱を冷ます
菊茶・スイカズラ茶・ごぼう・ミントティー・桑葉茶・れんこん など
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鼻の不調対策1
中医学では、鼻炎などの不調は、単に鼻だけの問題ではなく、
体内の臓器の状態も深く関わっていると考えます。
鼻と特に関係が深いのは、
呼吸を通して関わっている「肺」です。
肺が健やかに働いていれば鼻の状態も良く、
嗅覚は正常に保たれます。
また、身体の不調を引き起こす邪気(風邪、寒邪、熱邪など)も
侵入しにくくなるため、風邪による鼻炎なども
起こりにくくなります。
その他、食事の栄養から陽気(体を温めるエネルギー)を生み出し、
その陽気を上昇させて鼻を丈夫にする胃腸、肺の働きと
密接に関わる「腎」なども、鼻の状態と関係する臓器です。
鼻の不調は薬などで、一時的に症状を抑えても、
繰り返してしまうことが多いです。
鼻炎、鼻の不調が慢性化している人は、
自分の体質を見直して、鼻の不調を
起こしにくい体質づくりをしませんか。