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胃腸を温め、香りでリラックス♪ 紫蘇生姜茶
ウエマツ薬局には、化粧品や養生茶などのオリジナル商品もございます。
養生茶のなかでも、今オススメしているのが「紫蘇生姜茶(しそしょうがちゃ)」です。
試飲して頂いた方からは
*紫蘇の香りがリラックス出来ます。
*サッパリと飲みやすい。
*体が温まり、胃もスッキリします。
など好評です。
紫蘇生姜茶は、2019年の6月に開催した「中医営養薬膳学講座」の際に薬剤師の飯沼が、長夏の養生茶としてお出ししました。
梅雨時に冷えがちな胃腸を温め、働きを良くし、良い香りでリラックスできるように作成したお茶です。
まさに、これからの時期にピッタリです。
紫蘇の効能は気の巡りを良くし、胃腸の不快感を改善する。
生姜の効能は風邪や咳に良い。胃腸を温め、働きを整え、嘔吐や下痢に良い。
ほのかな紫蘇の香りはリラックス効果抜群♪
プレゼントにもいいかと思います。
金額は5個入り税込300円です。
ぜひ飲んでみて下さいね。
スタッフ堤
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かおりんの養生茶Labo2020その④ 春の養生茶編
薬剤師の飯沼です。
さて、少しずつ春の気配を感じる季節になりましたね。
今回は【かおりんの養生茶Labo2020その④】、春の養生茶編です。
昨年度に中医営養薬膳学講座で試飲していただいた、
季節の養生茶の特徴と皆様の感想をご紹介したいと思います。
2月の養生茶 紅花決明茶(こうかけつめいちゃ)
寒い中でも、植物の芽吹きなど、陽気が感じられる季節に合わせて
「すっきりめぐらせる春のお茶」というテーマで作成しました。
血流を良くし、生理痛などの痛みを和らげる紅花に、
便通を良くし、目にも良いハブ茶を組み合わせた養生茶です。
ちなみに、ハブ茶とは決明子(けつめいし)の成熟種子を炒ったものです。
香ばしいクセのない味のハブ茶に紅花の少し酸味が効いた味と
香りが加わった赤い色が特徴です。
3月の養生茶 桑葉山査子茶(そうようさんざしちゃ)
「食後すっきり春のお茶」というテーマで、
糖質の吸収を抑えることでも注目されている桑の葉に、
お肉の消化を助け、薬膳スイーツとしてもおなじみの山査子を加えました。
「スッキリして飲みやすい。」と感想をいただいた、
普段使いにもおすすめの養生茶です。
さて、こちらで昨年の7月から季節ごとにご紹介させていただいた養生茶も、ひと段落です。
今後も、それぞれに合わせた使い方で、楽しんでいただけたら嬉しいです。
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かおりんの養生茶Labo2020その①
薬剤師の飯沼です。
1.2枚目の写真はウエマツ薬局の最寄り駅である新河岸駅で
子育てをしていたツバメです。
ヒナもすっかり大きくなり、最近巣にいないのを見ると巣立ったようです。
しばらく通勤時の楽しみになっていたので、少し寂しいですが、
また来年以降も同じ季節にツバメの元気な姿が見られたらなと思います。
さて、昨年の養生茶Laboでは、季節にあわせてつくった養生茶を
毎月、中医営養薬膳学講座の受講生の皆さんに試飲していただきました。
現在の状況ではそういった企画がなかなかできないのが残念ですが、
今年はこちらで季節ごとにそれぞれの養生茶の特徴や
皆さんの感想などを紹介していこうと思います。
ということで【かおりんの養生茶Labo2020その①】
今回は長夏と夏のお茶です。
5月の養生茶 決明苡仁陳皮茶(けつめいいにんちんぴちゃ)
「ジメジメ追い出す長夏のお茶」というテーマで作った
炮じはと麦と炮じハブ茶の香ばしい香りが特徴の養生茶です。
「毎日飲みたい良い味でした。」という感想をいただいた通り、
くせのない普段使いにおすすめの養生茶です。
6月の養生茶 紫蘇生姜茶(しそしょうがちゃ)
長夏のお茶第2弾として「ジメジメ散らす長夏のお茶」
というテーマで冷房や雨で体が冷えたり、
胃腸の調子が悪くなったりする時に活用したい養生茶をつくりました。
紫蘇の良い香りが特徴で、この養生茶を作っている時も
良い香りが室内に充満します。実はリピーターが一番多い養生茶です。
7月の養生茶 竹甘酸棗仁茶(ちくかんさんそうにんちゃ)
「心を鎮める夏のお茶」というテーマで、暑さで寝つきが悪くなりがちな季節に
お勧めの養生茶です。
「さっぱりとした甘さと後味がスッキリ」という感想をいただいた、
他では味わえない養生茶の笹の香りと炒酸棗仁の香ばしさと
甘草の自然な甘さの組み合わせをお楽しみください。
ちなみに今年も月毎の養生茶を店頭に用意しています。
店頭に出ていない養生茶も事前にご連絡いただければ
ご用意することができます。
家での時間が多いので、ぜひお茶の時間をつくって
リラックスしてみてはいかがでしょうか。
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かおりんの養生茶Laboウラ話②
薬剤師の飯沼です。
相変わらず暑い日が続きますが、暦の上では立秋が過ぎました。
今年の残暑は厳しそうですね。
今月の中医営養薬膳学講座はお休みですが、今回はまた養生茶Laboのお話をしようと思います。
このコーナーでは、季節に合わせた養生茶を作成し、
皆さんに試飲していただいています。
お茶の配合は昨年私が通った、日本中医食養学会の
中医薬膳茶師講座のテキストなどを参考にして試行錯誤し、
考えたものです。
それぞれの季節に合った養生茶を目指しているのですが、
普段楽しむお茶として飲みやすさ、香りの良さ、色などの見た目などを
楽しめることも大事なポイントとしています。
また、漢方薬局ならではの、生薬の特徴を生かしたお茶なので、
それぞれのお茶の材料となる生薬を実際に触れて、
時にはそのままかじったり、においをかいだりと
じっくり観察していただけるのも養生茶Laboの特徴です。
毎回受講生の皆様に養生茶の点数をつけていただいているので、
最終的にどの養生茶が人気だったかもいずれご報告できたらと思います。
さてウエマツ薬局も8/11から5日間夏季休業となります。
お盆休みにお出かけする方はぜひ楽しい夏の思い出を作ってくださいね。
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かおりんの養生茶Laboウラ話①
薬剤師の飯沼です。
さて当店では現在月に1回、全10回の
中医営養薬膳学講座という講座を行っており、
今年度は4月から「かおりんの養生茶Labo」という名前で
薬膳茶についてのコーナーを私が担当しています。
この名前はウエマツ薬局のコピーライター(!?)大友さんに
お借りしたキャッチコピーの本を参考にあれこれとアイデアを
いただきながら講座の3か月前くらいに思いついたものです。
ということで今回はこの名前に込めた思いを書きたいと思います。
まず「Labo」はLaboratoryつまり実験室、研究室の略。
最近わりとなじみのある言葉ですよね。
理科や科学の実験室のように、参加される皆様と一緒に
あれこれ試行錯誤してお茶の活用を考えていけたらと
この言葉を選びました。
「薬膳茶」ではなく、あえて「養生茶」としたのは、
より身近に日々の生活養生の1つとして生薬を使ったお茶を
活用していただきたいと思ったからです。
そして「かおりん」はスタッフから呼んでいただいている私の愛称です。
個性を出すためには入れた方が断然良いと後押しされて
少し恥ずかしいですがこのようなネーミングになりました。
中医営養薬膳学講座は約1年にわたる講座なので、
それぞれの季節を感じる養生茶の時間も
楽しみにしていただけるようになればいいなと思います。