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夏の冷え対策1 手足の強い冷え・陽気不足
*気になる症状
強い手足の冷え、腰痛、むくみ、頻尿
体内をめぐる「陽気」には、身体を温めて
体温を守る役割があります。
本来、夏は陽気がたくさんある時期なので、
冷えが起こることはあまりありません。
しかし、現代の生活では過度な冷房や
冷たい飲食物の摂りすぎなどが原因で
陽気が傷ついてしまうことも。
その結果、体内の陽気が不足して、
夏でも強い冷えが起こるようになるのです。
また、すべての陽気の根本となる「腎」の衰えも
冷えの原因になります。
腎の機能は加齢や病気などが原因で低下してしまうので、
特に高齢の人、慢性疾患のある人などは腎を養うことも大切にしてください。
*食養生
身体を温め、冷えを取り除く食材を。腎を補うこともポイント。:
シナモン、生姜、ねぎ、クローブ、フェンネル、八角、山椒の実、
唐辛子、ニラ、海老、羊肉、紅茶、焼酎(少量)
※あなたに合ったお薬をお出しします。
今すぐ、ご相談をお電話かメールでご予約下さい。
参考:漢方の知恵袋
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尿もれは漢方で改善しましょう。
スタッフの堤です。
「尿もれ」は40代以上の2人に1人が軽くても酷くても悩まされています。
お産を経験した方なら、一度は尿もれの経験があるのではないでしょうか?
尿もれというと、
以前、子供の小学校で親子で長縄跳びをする事に、ママ友が
「もれちゃうかも~(;^ω^)」
と言っていたのを思い出します。
中国では、何千年も前から、尿もれは、
小便不禁、小便失禁、膀胱咳、尿床などと記載されています。
そして、その対策として、腎と脾の機能を重んじた視点から、
処方を生み出しています。
何千年も前から、尿もれの処方があるなんて、
千年前から、多くの方が悩んでいて、
尿もれで漢方薬を飲んでたのかもしれません。
尿漏れは不快ですよね。でも良いものがあります。
尿漏れに使う生薬にはカマキリの卵、蓮根の種、ナツメの種、
牡蠣の殻などがあり、これらを組み合わせた漢方薬も出ています。
食べ物としては蓮根やナツメ、銀杏など召し上がると良いでしょう。
銀杏には毒性が少しあるので1日に、10個くらいまでにしておきましょう。