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丸いキュウリの中華スープ
体の熱を取り、むくみにもよいキュウリは、夏はサラダや漬物など、
生で食べることが多いのですが、温かいスープもおすすめです。
球状に丸くカットしたキュウリはちょっと、おしゃれな印象(^^♪
わかめの代わりに、卵やツナなどに変えてアレンジしても美味しいと思います。
《材料》
キュウリ:3本
ねぎ:白い部分15㎝くらい
乾燥わかめ:好みの量
ガラスープ:600㏄
塩、胡椒:適量(好みで)
しょうが(すりおろし):適量
ゴマ油:小さじ1/2
《作り方》
1:キュウリは皮を剥き2cm幅に切り、切り口を面取りして、丸く形を整える。
2:ねぎは、薄切りにする。
3:鍋にガラスープ、キュウリを入れて火にかけ、沸騰したら弱火で10分程煮る。
4:わかめ、ゴマ油、しょうがを入れて、火を止める。
好みで、塩コショウで味を調える。
《キュウリの効能》
肌の赤み・身体の熱感をとる。体を潤す。
利尿作用があり、水分代謝を良くする。
これは以前教えてもらったレシピをアレンジしたものなのですが、
元のレシピは蟹が入った、スペシャルな感じのスープでした。
普段はツナなどでアレンジ、キュウリも、斜め薄切りで簡単に。
丸いキュウリは一見何かわからず、家族に「これなに?」
と言われると、ちょっと嬉しい?
是非、作ってみて下さいね(^▽^)/
スタッフ堤
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今が1番若い
ウエマツ薬局 薬剤師 植松光子です。
数年前の中国の漢方研修の写真が出てきました。
たった2、3年前なのに若々しい自分の肌。
これから先の歳を重ねた自分のことを思うと、気弱になることもあります。
皆さんもそういうことはありませんか?
でも考え直しました!
「あ、そうだ! 今が1番若いんだわ!」
明後日や明日より、今の自分が一番若いのです。
皆さん、今日を大事にしましょう!
マスクの下もお化粧をして、おしゃれをして、1日を思いっきり元気に過ごしませんか?
コロナウイルスもいつか下火になるでしょう。
10月からは、ウエマツ薬局伝統の漢方薬膳教室も、zoomで再開する予定です。
32年続いた教室です。
参加者の中から漢方薬局を開いた薬剤師さんもいます。
参加者の息子さんが、食事に興味を持って栄養士になった方もいます。
詳しいことは、これからのSNSに追々掲載していきます。
お楽しみに。
写真は最近の植松と、自宅のアナベル。
三月にはカラカラで、枯れてしまったか、と思っていたら
元気に葉がつき始め、こんなに大きくなりました。
生き物の力ってすごいですね。
最後までお読み下さってありがとうございます。
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かおりんの養生茶Labo2020その④ 春の養生茶編
薬剤師の飯沼です。
さて、少しずつ春の気配を感じる季節になりましたね。
今回は【かおりんの養生茶Labo2020その④】、春の養生茶編です。
昨年度に中医営養薬膳学講座で試飲していただいた、
季節の養生茶の特徴と皆様の感想をご紹介したいと思います。
2月の養生茶 紅花決明茶(こうかけつめいちゃ)
寒い中でも、植物の芽吹きなど、陽気が感じられる季節に合わせて
「すっきりめぐらせる春のお茶」というテーマで作成しました。
血流を良くし、生理痛などの痛みを和らげる紅花に、
便通を良くし、目にも良いハブ茶を組み合わせた養生茶です。
ちなみに、ハブ茶とは決明子(けつめいし)の成熟種子を炒ったものです。
香ばしいクセのない味のハブ茶に紅花の少し酸味が効いた味と
香りが加わった赤い色が特徴です。
3月の養生茶 桑葉山査子茶(そうようさんざしちゃ)
「食後すっきり春のお茶」というテーマで、
糖質の吸収を抑えることでも注目されている桑の葉に、
お肉の消化を助け、薬膳スイーツとしてもおなじみの山査子を加えました。
「スッキリして飲みやすい。」と感想をいただいた、
普段使いにもおすすめの養生茶です。
さて、こちらで昨年の7月から季節ごとにご紹介させていただいた養生茶も、ひと段落です。
今後も、それぞれに合わせた使い方で、楽しんでいただけたら嬉しいです。
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かおりんの養生茶Labo2020その③ 冬の養生茶編
薬剤師の飯沼です。
立冬が過ぎ、冬の気配を感じる季節となりましたね。
さて、【かおりんの養生茶Labo2020その③】、冬の養生茶編です。
今回も昨年の中医営養薬膳学講座で試飲していただいた、
季節の養生茶の特徴と皆様の感想をご紹介したいと思います。
11月の養生茶 艾葉生姜棗茶(がいようしょうがなつめちゃ)
だんだんと気温が下がり冷えが気になる冬にあわせて
「じんわりあたためる冬のお茶」というテーマで作成しました。
下半身を温め、生理痛や寒さの痛みを和らげるヨモギの葉(艾葉)に
新陳代謝を良くし胃腸を温める生姜と、
胃腸を元気にして神経を落ち着かせるなつめ(大棗)を組み合わせた養生茶です。
「体が温まる感じでほっとしました」といった感想をいただいた、
昨年の講座で紹介した養生茶の中でも人気の高かったお茶です。
12月の養生茶 肉桂陳皮茴香茶(にっけいちんぴういきょうちゃ)
「めぐらしてあたためる冬のお茶」というテーマで、
西洋でもシナモン(肉桂)とフェンネル(茴香)というハーブ名で
おなじみの生薬が入ったスパイシーな香りが特徴の養生茶です。
からだを温め、血流をよくする肉桂に、胃腸の調子を整え気の巡りを良くする陳皮、
胃を温めて、冷えによる痛みなどの不調を和らげる小茴香を組み合わせました。
紅茶やミルクを加えチャイ風にアレンジするのもおすすめです。
これからはココアやホットワイン、ほうじ茶やゆず茶などの
温かいドリンクが豊富に店頭に並ぶ時期になりますね。
ぜひお気に入りの飲み物を見つけて、
日常の中でもほっとする時間をつくってください。