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機能性胃腸症2 痛みが強い、冷えタイプ
機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)と診断されたら
自分の体質に合った、中医学の養生を取り入れましょう。
機能性胃腸症とは⇒機能性胃腸症
《痛みが強い冷えタイプ》
胃腸は冷えに弱い臓器です。
冷たい飲食、冷房や冬の寒さなどで、胃腸が冷えると
不調が起こりやすくなります。
このタイプの症状は、胃痛、腹痛などの痛みが特徴ですが、
これは冷えて胃腸の血行が悪くなってしまうためです。
中医学では「不通則痛(滞ると痛みが起きる)」と考えられていて、
血行が滞ると痛みが起きやすくなるのです。
養生の基本は冷えた身体をしっかり温めること。
冷たい飲食は避けて、夏でも温かい物、
常温の物を摂るよう心がけましょう。
*主な症状
胃痛、腹痛、腹部の冷え、身体の冷え
顔色が白い、下痢や軟便を伴う、舌苔が白い
*食養生
~冷えを取り除き、胃腸を温める~
生姜・シナモン・ねぎ・ナツメグ
にんにく・みょうが・山椒の実
紅茶・八角 など
あなたに合ったお薬をお出しします。
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漢方でよくなる膀胱炎
寒い季節や梅雨時は膀胱炎が起きやすいです。
女性は尿道が男性よりも短く、尿道口に膣や肛門が近いので細菌が入りやすく発症しやすいようです。
1:敵が強いとき・・・・尿道から大腸菌が侵入したとき
2:免疫力が弱ったとき・・・冷え、疲れ、生理中など
急性期の膀胱炎は抗生物質でも早く治りますが、慢性でよく繰り返す人で、
細菌の検査をしてもいなく、現代医学では治す薬がありません、と医師に言われてしまう方もいます。
何回も繰り返し、そのたびに抗生物質を飲むと耐性菌ができる恐れがあります。
また抗生物質で腸内細菌叢(細菌の集まり)が乱れ、便秘や下痢を起こすようになります。
放置すると腎盂腎炎などを引き起こし、腎臓は一回痛めると治りにくく、再発しやすいので大変です。
よく「清潔にしなさい」と言われますが、現代人は清潔し過ぎるくらいです。
むしろ免疫力が低下して、敵に負けてしまって発病するのです。
免疫力を高めるのは養生と漢方薬です。
次回はタイプ別に分けてお伝えいたします。
1:急性の「湿気」と「熱」のタイプ
2:ストレスのたまった「気滞」タイプ
3:虚弱体質の「腎虚」タイプ
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子宮内膜症は早めの対策をしましょう。
現代の女性は、昔に比べ、初潮が早いうえ、
出産回数も少ない傾向にあります。
そのため、生涯で経験する月経の回数が多く、
子宮内膜症になりやすいです。
治療には、ホルモン剤で症状を和らげるなどの方法と、
病巣や癒着部分をとる外科手術がありますが、
手術をしても再発のリスクはあります。
重症化した子宮内膜症の患者の中には、
20代、30代で痛みを感じているものの、
忙しいために受診が遅れ、悪化してから医療機関を訪れる人も多いといいます。
初期の内は、症状もコントロールしやすいです。早めに受診してほしいですね。
月経痛を鎮静剤でその時は抑えても、将来は子宮内膜症になるリスクが
2.6倍と高く、さらに妊娠もしにくくなるおそれがあります。
漢方薬は、内膜の血流を良くし、瘀血をとり、柔らかくする
当帰、芍薬、牡丹皮、などで効果がでています。
*子宮内膜症のサインかも。
・鎮痛剤が効かないほど月経痛がひどい
・徐々に月経痛がひどくなってきている
・月経以外のときでも下腹部痛がある
・性交時に腰が引けるほど痛い
・排便の時に痛みがある
・肛門の奥の方が痛い
・なかなか妊娠できない
どれか一つでも当てはまるなら、受診をお勧めします。
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食中毒3 食中毒にかかったら:初期の対処
食中毒は、邪気(細菌やウィルス)が身体に侵入し、
胃腸がダメージを受けることで起こる症状です。
胃腸は飲食物を消化・吸収し、栄養を全身に送ったり、
水分を代謝したりする働きがあります。
そのため、細菌やウィルスの影響で胃腸の働きが乱れると、
嘔吐や下痢などの症状が起こるのです。
食中毒の症状が起こったら、
まず体内に入った細菌やウィルスを発散させて、
乱れた胃腸の働きを回復させることが大切です。
また、水分代謝が低下して、胃腸に「湿(余分な水分)」が停滞してしまうため、
利水作用のある食材などを積極的に摂り、湿を取り除くこともこころがけましょう。
※症状が重い時は、自己判断せず、早めに病院を受診しましょう。
*食養生~邪気を発散させて胃腸を整える。体内の湿を取り除く~
しそ・フェンネル・はと麦・サンザシ・生姜
カルダモン・緑豆・スベリヒユ(五行草)
みょうが・きゅうり・小豆・陳皮(みかんの皮)
緑豆:オンラインショップ
*食中毒の初期症状
吐き気、嘔吐、胃痛、腹痛、軟便、
水様便、粘液が混ざる下痢
悪寒、発熱、頭痛、倦怠感 など
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