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健胃顆粒(けんいかりゅう) ~漢方薬一覧~
効能・効果
比較的体力がなく、胃腸の働きの弱いものの次の諸症:
胃炎、胃腸虚弱、胃痛、腹痛、食欲不振、胃部不快感、腹部膨満感、悪心、下痢
特徴
トウジン、シュクシャなど8種類の植物性生薬から抽出したエキスを顆粒にしたものです。
第2類医薬品
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開気丸(かいきがん) ~漢方薬一覧~
効能・効果
○胃腸疾患に伴う次の諸症状:
はき気 (むかつき、胃のむかつき、嘔気、悪心)、胸つかえ、
腹部膨満感、腹痛、胃痛、食欲不振、消化不良、下痢
○腹部膨満感を伴い繰り返し又は交互に現れる下痢及び便秘
特徴
シャクヤクやセンレンシなど12種類の植物性生薬から抽出したエキスに
同種類の生薬末を加え丸剤としたものです。第2類医薬品
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夏の胃腸不調対策2:冷え
飲食物を消化吸収する「胃腸」の働きは、
体内の「陽気」によって守られています。
ところが、夏は過剰な冷房や冷たいものの摂り過ぎなどで、
陽気を消耗しがちになってしまいます。
その結果、身体が冷え、胃腸の働きも弱くなり、
腹痛や下痢などの不調が起こるのです。
中医学ではこの時期は陽気を養うことを大切にします。
羽織ものなどで調節する、冷たい飲食は控えるなど、
身体を冷やさないよう心がけ、体内の陽気を守りましょう。
*気になる症状
胃痛、腹痛、下痢、お腹の冷え、身体の冷え、顔色が白い
*食養生
冷えた身体を温めるものを:
しょうが、ねぎ、にんにく、にら、山椒の実、八角、
シナモン、ナツメグ、みょうが、フェンネル など
※あなたに合ったお薬をお出しします。
今すぐ、ご相談をお電話かメールでご予約下さい。
参考:漢方の知恵袋
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PMS(月経前症候群)対策1・気滞(きたい)
「肝(かん)」(肝臓)は、月経の基本となる「血(けつ)」を蓄え、
血量や月経周期の調節を担う臓器です。
また、ストレスを発散させて、「気」(エネルギー)の巡りを
スムーズに保つ働きもあります。
一方、ストレスが過剰になると、そのダメージで
肝の機能が低下してしまうこともあります。
すると、気の流れが停滞し、ストレスを上手く発散できず、
イライラや怒りといった精神的な不調が起こりやすくなるのです。
また、肝の不調は月経にも影響するため、
月経不順や月経痛などにつながることもあります。
「気滞」の状態は、PMSに多く見られます。
症状がそれほど重くないケースも多いので、
積極的なケアで改善を目指しましょう。
養生としては、日常のストレスをこまめに発散させることです。
肝を健やかに保ち、体内の気をスムーズに巡らせましょう。
*気になる症状
・月経前の主な症状:イライラ、怒りっぽい、乳房の張り・痛み、頭痛、肩こり
・その他:ストレスが多い、熱っぽい、口の渇き、過食、
月経時の下腹部の張り・痛み、舌辺が紅い、舌の苔が薄く黄色い
*食養生
香りの良い涼性の食材でストレスを発散:
ミント、ハマナスの花、ジャスミン、菊花、みかんの皮、
金針菜、黒きくらげ、うこん、春菊、三つ葉、竹の子 など
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おりもの4 黄色か赤っぽい、粘る:「湿熱」
おりものの色が黄または赤っぽい・粘りがある・
臭いが強い方は「湿熱(しつねつ)」。
*気になる症状
下腹部の痛み、陰部の痛み・かゆみ、熱っぽい、
口が乾く、口臭がある、尿の色が濃い、便秘気味
脾虚(ひきょ)、腎虚(じんきょ)の症状は
初期のうちに改善することが大切ですが、
長期化して湿邪が体内に長く停滞すると
熱が発生し「湿熱」へと進行してしまったのが
この湿熱です。
また、湿熱は生理期間中や妊娠期間中に
発生することもあります。
養生として、体内の湿熱を取り除きながら、
通便を良くするなど解毒を考えることも大切です。
*食養生
体内の湿熱を取り除く食材、利尿・通便作用のある食材を:
苦瓜、緑豆、せり、黄柏(おうばく)、干し柿、バナナ、
いちじく、スベリヒユ など
~不快なおりものの症状を解消するために~
*十分に睡眠をとる
*バランスの良い食事を心がける
*身体を冷やさない、あたかかくする。
*常に清潔な状態を心がける。
※菖蒲湯もおすすめです。
漢方では、菖蒲は胃を健やかにし、
邪気を発散する薬草として使われています。
香り高く、アロマテラピー効果も期待できます。