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あなただけの便秘解消法
詰まっていた便が出ていた時の爽快感!! 何物にも代えがたいですね。
この時セレトニンという幸せホルモンが働くのです。
逆にすっきり出ない日は気持ちが悪く、頭もボーとして仕事がはかどりません。
この便秘を無理なく解消してあなたの毎日を幸せに爽快にする方法をこれからお伝えします。
植松が長年研究してきた漢方養生法です。
【体質によって食べた方がよいもの、合う漢方薬が違います。】
当てはまる項目の多い物があなたの体質です。
1:気が不足するタイプ
*症状:疲れやすい・息切れ・風邪を引きやすい・冷え性・胃腸が弱い・胃もたれ
*舌:厚く腫れぼったくて、歯型がついていることもあります。
*便:便秘の時は排便する時に疲れる。下痢・軟便
*おすすめの食材:山芋類・ネギ・牛肉・うなぎ・栗・豆類
2:血が不足するタイプ
*症状:めまい・立ち眩み・顔色が白く艶がない・肌がかさつく・貧血一歩手前・手足のしびれ・
・・・・抜け毛・白髪・生理不順・不妊
*舌:全体的に色が白くて小さめ
*便:排便の時に時間がかかり、疲れる。
*おすすめの食材:地鶏・烏骨鶏・人参・牡蠣・黒ゴマ・枸杞の実・イチゴ・鶏レバー・
・・・・・・・・・ナツメ・レーズン
3:水の足りないタイプ
*症状:寝汗・手足がほてる・空咳・耳鳴り・喉が渇く・のぼせ・ほてり
*舌:色は赤くて表面に時には裂け目があり、苔は少ないかほとんどないこともある
*便:コロコロして固い・量は少ない・毎日出ない
*おすすめの食材:豆乳・トマト・牡蠣・蓮根・白きくらげ・豚肉・梨・豆腐・すいか・白菜
4:気の流れが滞るタイプ
*症状:イライラ・怒りっぽい・不安やゆううつ・ガスやゲップが多い・不眠・喉がつまる・
・・・・精神的に不安定・こめかみの痛み・乳房の張り・脇腹の張り
*舌:両側は赤みがあり、苔は薄く黄色または白い
*便:ウサギの糞のようにコロコロ・毎日出ない
*おすすめの食材:オレンジ・セロリ・春菊・ミカン・ゴーヤ・アサリ
5:血の流れが滞るタイプ
*症状:顔色や唇の色が暗い・頭痛・肩こり・手足の冷え・しみ・そばかす・生理痛・
・・・・生理に塊がある・子宮内膜症・血圧が高い・関節が痛む
*舌:色は紫がかかり黒いシミのような斑点がある。
・・・舌の裏側の静脈は太く、時には静脈瘤のようなこぶが見えることもある。
*便:黒っぽい
*おすすめの食材:にんにく・玉ねぎ・さんま・桃・黒きくらげ・らっきょう・シナモン・にら
6:水の停滞したタイプ
*症状:肥満・血中コレステロールや中性脂肪が高い・痰・おりものが多い・大きなほくろ・
・・・・暴飲暴食・脂っこいもの・甘いものの取り過ぎ・頭が重い・浮腫む
*舌:冷えタイプ:舌にべとべとした厚い白い苔がある
・・・熱タイプ:体に熱がこもり舌にべとべとして黄色い苔がある
*便:軟便・下痢が多い
*おすすめの食材:緑豆(りょくとう)もやし・緑豆春雨・玄米・さんざし・昆布・
・・・・・・・・・わかめ・のり・大根
文責 薬剤師 国際中医師 植松光子
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機能性胃腸症3 胃がもたれる、痰湿タイプ
機能性胃腸症とは⇒機能性胃腸症
《胃がもたれる、痰湿タイプ》
胃腸は乾燥した状態を好むため、
体内に「痰湿(余分な水分や汚れ)」が溜まると
不調が起こりやすくなります。
また、溜まった痰湿の影響で胃腸の水分代謝が落ちると、
さらに痰湿が溜まりやすくなるという
悪循環に陥ることもあります。
痰湿が溜まる要因は、暴飲暴食、過剰なアルコール摂取、
脂っこい食事や甘いものの摂りすぎなど。
梅雨から夏の湿気の多い季節は
痰湿が溜まりやすくなるので注意が必要です。
このタイプの人は、まず食生活の改善が大事。
食事には水分代謝を促すものを取り入れ、
体内の余分な水分をすっきり取り除きましょう。
*主な症状
胃もたれ、胃の痛み、むかつき、口の中がねばつく、
雨や低気圧の影響で症状が悪化、舌苔が厚くべたつく
*食養生
~香りの良い食材、水分の代謝を促す食材で胃腸を整える
しそ・サンザシ・もやし・麦芽・とうもろこしの髭茶
春雨・陳皮(みかんの皮)・カルダモン・はと麦
梅干し・大根・栗 など
あなたに合ったお薬をお出しします。
今すぐ、ご相談をお電話かメールでご予約下さい。
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機能性胃腸症1 原因不明の胃腸不調
胃もたれや胃痛、胸焼け、膨満感といった不調が
続いているのに、内視鏡などの検査では異常が見つからない。
そんな原因がはっきりわからない胃腸の不調を
「機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)」といいます。
特徴的な症状は
「食後の胃もたれ」「少し食べると満腹になる」
「みぞおちの焼けるような不快感」などです。
こうした不調を引き起こす原因がはっきりわからないため、
治療には症状に合わせて細やかな対処ができる中医学が
有効とも考えられています。
中医学では同じような不調でも、
一人一人の体質や症状を総合的に判断し、
身体全体を整えながら不調を改善していきます。
そのため、単に症状を抑えるだけでなく、
弱った胃腸の働きを根本から改善できるのです。
機能性胃腸症は重大な病気ではありませんが、
慢性的に感じる胃の不快感はとてもつらいですね。
不調が続くと、食事がしっかりとれず、
体力や免疫力の低下にもつながります。
おいしく食べて元気に過ごすためにも
早めの対処で胃腸の不調を改善しましょう。
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くよくよ、不安などの原因と治し方、おすすめ食材
不安やうつなどの心の病気で精神科の薬を飲むのは心配なあなたへ。
漢方は、その原因が気血の流れと五臓の関係を見て治していきます。
胃が弱いと食べ物が消化されず、血になりません「血虚(けっきょ)」。
すると脳の血流が弱くなります。
「気」のエネルギーを作る血が少ないので、元気不足「気虚(ききょ)」となり、くよくよするようになるのです。
「気虚」と「血虚」の治し方は胃腸を丈夫にすることです。
食後に胃がもたれたら、あなたにとって食べ過ぎです。腹7分目。
もう少し食べたいなあというところでやめていくと栄養が十分吸収されます。
食べる分量が丁度良ければ、便はバナナのような形になるはずです。
食べ過ぎは臭い便になります。
毎日胃の調子がよく、快便になったら、いつのまにかあまりくよくよしなくなったと感じるでしょう。
「気虚」によい食べ物は、山芋・里芋・ジャガイモ・などのイモ類。
豆乳・大豆・納豆・空などの豆類。えのきだけなどのキノコ類。
「血虚」によい食べ物は黒豆・枝豆・きくらげ・金針菜・人参・桑の実などです。
また、漢方薬もございますので、気になる方はご相談下さいね。
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大根で胃腸の疲れをとりませんか?
クリスマスや年末年始のお食事で食べ過ぎが続き、少し胃腸が疲れてきました。
そこで、夕食は大根をたっぷり入れたお鍋にして、胃腸もホッとしたようです。
皆さんも胃が疲れていませんか?
消化しきれないものはコレステロールや脂肪となってたまります。
あるいは皮膚に出てきてニキビやアトピーの赤み、ジクジクが増えます。
中医学では「食べたものが皮膚の下に溜まる」と言います。
ごちそうをおいしく食べた後にすっきりさわやかにする優れものが「大根」です。
大根の性質は「涼」味は「甘くて辛い」
大根は消化促進、胃もたれに効くジアスターゼや解毒機能強化や整腸作用、
さらに抗血栓の働きを持っている優れものです。
中医学では大根の種が用いられ、おなかが張って苦しいとき、
大根の種にお湯をかけて飲むとおなかがすっきりします。
スタッフ堤