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私にとって幻の味
人は美味しいものを一度味わうと忘れられないものです。
以前目黒の小料理屋さんでいただいた、お吸い物の味は忘れられません。
一口飲んだら「ガン❗️」と頭を叩かれたような気がしました。
鰹節の味はしません。
ただうまいと言うだけです。
私にとって幻の味です。
その味を再現したいといつも思っていました。
今日は私の公休日。
風邪引きの孫の大学生のためにその幻の昆布ダシを作ってみました。
水1リットルに日高昆布20センチを入れて沸騰したら、すぐに火を弱めて20分。
旨みの逃げない80度に保つ、と以前料理の先生に教わりましたが、
ガス火ではなかなか難しい温度です。
すぐに熱くなってしまいます。
家ではIHヒーターなので、その「とろ火」に設定すると、いい具合でした。
昆布を取り出し、そこにたっぷりの鰹節を入れて
また沸騰させてすぐ火を消し、出来上がり。
大量の昆布は柔らかいうちにすぐに1cm角に切って佃煮風に。
これもまたおいしい。
出来上がっただし汁は琥珀色に透き通ってきれいです。
早速かき玉汁を作り、生姜の絞り汁を入れて食卓へ。
大学生の孫が風邪をひいているので味がわかるかしら?と思いましたが
「うまいっ!」と、一言。
「昆布の味も鰹節の味もしなくて、うまみだけあるね」といっぱしのことをいいます。
その言葉を聞いて私は密かにほくそみました。
「幻の味が再現できた!」
最後までお読み下さいましてありがとうございます。
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スープは最高の滋養美容薬
私の父は戦争に行って、結核になって帰ってきました。
当時薬はなく、肋骨を6本切る大手術をした後、
空気の良い山奥に行って、10年間療養して帰ってきました。
母は毎日鶏がらで、スープを作って父や家族に食べさせてくれました。
そうしましたら
助からないと言われた父は元気になり、肌もつやつやしてきました。
おかげで私も健康になってきました。
スープのことを中国語では「湯(たん)」といいます。
ワンタン麺のタンです。
漢方薬も葛根湯の湯は、汁 スープのことをいいます。
医食同源です。
スープは漢方薬のように命を養うのでしょうね。
食は命なり。
母は病気の父のために栄養を勉強し、
バランスの良い食事を作ってくれるようになりました。
洋品店を切り盛りしながら、父のために朝昼晩1日3回
手作りの食事を50年間、ほとんど毎日作ってくれていました。
助からないと言われた父ですが
82歳まで海外に何回も行きながら天寿を全うしました。
写真:両親
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乾燥がテーマ。コラボ企画第3弾!
薬剤師の飯沼です。
9月に入り、少し涼しい日が増えてきましたね。
24節気だと白露、秋も中盤に差し掛かってきました。
秋は気温が下がり、空気が乾燥ししてくる季節です。
潤いを消耗してしまうため、皮膚や粘膜が乾燥して
トラブルが起きやすい時期でもあります。
実は少し前の記事でも告知のあったとおり、
そんな秋に悩まされることの多い「乾燥」についてテーマにした、
コラボ企画の第3弾が9/25にウエマツ薬局3階にて行われます!
東洋医学の考え方をもとに漢方×お灸×アロマと
それぞれの方法でのアプローチを3人の先生がお話しします。
嬉しいオリジナルのアロマグッズ、
おうちでできるセルフケア用のお灸のお土産付き♪
当日は実際に鍼灸師の先生教えてもらいながら、
参加者みんなでセルフお灸をしますので膝下が出る服装で来てくださいね。
今回も今の季節にぴったりの薬膳スイーツが召し上がれるスイーツタイムもあります。
定員なり次第締め切りとなりますので、
気になるかたはぜひ早めにお申し込みください。
皆様のご参加待っています。
詳しくはこちら⇒
「漢方×お灸×アロマ 自然の力でセルフケア」講演会のお知らせ
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体調改善し、肌も美しくなり、見とれるほどです。
ボタンや芍薬の花が咲きはじめました。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
こんな言葉をご存じでしたか?
美人の形容だと昔から言われています。
でも私は美人を作る漢方薬と美人を掛けたものではないか、と思っています。
ボタンの皮は血のドロドロ《瘀血(おけつ)》を取るので
生理痛や子宮筋腫、アトピーの顔の赤み、鼻血に効果があります。
赤芍薬も同様です。
ユリの花の鱗茎はイライラ、ヒステリー、乾燥肌、乾燥した慢性の咳によく効きます。
このような生薬を飲んでいると、
笑顔が素敵で肌の透き通った美しい女性になりますよ(^-^)
実際、ウエマツ薬局で赤ちゃんのほしい方、
アトピーやニキビで来られている方は、このような漢方薬を飲んでいるうちに、
症状の改善だけでなく、お肌が輝くように美しくなり、
笑顔も最高になって見とれる位です。
あるお客様
「あの方、なんでウエマツ薬局に来ているんですか?
あんなにきれいなんだから」と。
いえいえ以前は大変だったんです。きれいになったんです・・・
漢方の力はすごい!!
私もお手伝いして、幸せのおすそ分けをいただいています。
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世界中医薬学会連合会から皮膚科の理事に任命。
このたび世界中医薬学会連合会から
皮膚科の理事に任命されました。
お話を聞いて非常にびっくりしました。
皮膚科の研究と普及に貢献しているから、ということでしたが、
毎日一人一人の患者さんが元気に日常生活を送られるよう、
一生懸命、ない能力を振り絞っているだけです。
そんな私が理事をお受けしていいのだろうか、と思います。
たった一枚の薄い皮膚は命にかかわることは、あまりありませんが、
社会生活、精神生活を送る上で大変な影響をおよぼします。
中医学の皮膚を健康に美しくする力は素晴らしいです。
でもそのためには、それだけの勉強と努力と愛情が必要です。
私はライフワークとして今後も患者さんのため、
そして自分の喜びのために一生懸命努力したいと、改めて思いました。
皆さん応援してくださいね。