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妊活を成功させるためのこつ。
花に例えてお伝えすると、
良い土の畑と良い種を用意するのがいいでしょう。
*子宮内膜がふかふかになると、妊娠。
子宝相談で漢方薬を求めて来店される、38歳の方が妊娠されました。
漢方薬を飲んで子宮の内膜が14mmと厚くなり、ふかふかで、
医者もびっくりするくらいで、体外受精に成功しました。
子宮内膜は例えて言えば畑の土です。ふかふかの厚い土に根はつきます。
生理の塊は石ころのようなもので、瘀血(おけつ)です。
瘀血をとる漢方薬でふかふかの畑にしましょう。
(写真は芍薬。生理痛などに漢方生薬として用います。)
*妊活を成功させるコツは良い畑と種(内膜と卵)
花に例えてお伝えすると、良い土の畑と良い種を用意するのがいいでしょう。
良い種になったかどうかは、
低温期が36.3〜36.4度になり、基礎体温のグラフも安定すれば良い種(卵子)です。
良い土=内膜(月経血に塊がない、生理痛がない)と良い種になると、妊娠しやすく、
また、そうなった時に体外受精をすると成功しやすいです。
(写真:牡丹。牡丹の皮は瘀血=内膜のドロドロ血をきれいにする漢方生薬です。)*良い畑とはきれいな子宮内膜の事
子宮の内膜がきれいかどうかの調べ方
1・生理の血液がきれいな赤色になった。
2・生理中に血の塊がなくなった。
3・生理痛がなくなった。
赤ちゃんの欲しい方は以上の3つの条件を満たす内膜を目指しましょう。
血流を良くする、運動をする。
ストレスを溜め込まないで楽しく生活しましょう。
*良い卵って?
低温期の基礎体温を安定させると良い卵ができます。
変動の幅は0.2から0.3度位
排卵した卵胞の細胞が変化して妊娠を継続させる黄体ホルモンを作ります。
黄体ホルモンをしっかり作るためには、その前の卵胞の質をよくさせる事です。
低温期の基礎体温が安定していると良い卵胞ができます。
*タイミングの良い日
オリモノは精子を子宮に入りやすくする役割を持っています。
基礎体温表に量を+、++、+++とつけると自分の傾向がよく分かります。
1番多い日の翌日排卵です。1番多い日にタイミングを取ると良いです。
精子が入っていって、卵管采のところで待っています。
その間にしっかり栄養を吸収して、精子はさらに元気になって、お姫様(卵子)を待っているのです。
*体外受精をする前に。
体外受精は、普通の畑に普通の種をばらまくようなものです。
良い芽が出るかどうかは、誰も分かりません。
しかも、排卵促進剤は、卵をいっぱい出させますが、子宮の内膜を薄くする副作用があります。
世界中のお医者さんの悩みだそうです。
高価で体に負担をかける体外受精をする前に、
フカフカの子宮内膜と、良い卵を作った方が良いと思いませんか?
文責 薬剤師 国際中医師 植松光子
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中国で不妊症の研修をしてきました。
妊活で、体外受精 を何回やっても失敗する方は多いです。
なぜでしょう?
その原因の一つに、よい卵子ができていない。
二つ目は、子宮内膜の状態が悪くて、受精卵がもぐりこめないことがあります。
中医学の漢方薬が、卵子の質と子宮内膜の受容性を改善して、
体外受精を成功させる方法が、今中国では先進的に行われ、
今回、中国での研修で目の当たりにして興奮して帰ってきました。
写真:体を暖める粟のおかゆとトッピング
子宮内膜の状態は、生理でわかります。
期間が五日以上、色は赤、塊はない、生理痛もないのが
健康な内膜です。
また周期は28日ないと、卵巣は年を取っています。
3か月間1日短いと、5年卵巣が年を取っているので、
周期を早める漢方薬を飲みます。
子宮内膜は畑のようなものです。
厚くてふわふわしていると受精卵はもぐりこめます。
そのために血流をよくし、あたたかい内膜を作ることが大事です。
しっかりタンパク質をとる、冷たいものはとらない、胃の下は子宮ですから。
運動、早く寝る。そして体質に合った以下の生薬が配合された漢方薬で改善されます。
当帰と阿膠は血を増やし、川芎が血流をよくし、地黄がバランスを整えます。
六月四日から植松は中国 中医薬大学の最新の生殖センターに研修に行ってきました。
そこで先生の隣に座らせていただき患者さんの相談風景を見させていただきました。
驚いたことに2時間の間に40人の患者さんを診て、
三人の患者さんが妊娠し、5人から出産の報告がありました。
前日は10組の双子も含めて出産したそうです。
先生の話では、子宮受容性を良くするのなら、大胆に漢方薬をたくさん使う必要がある、
ということでした。
一人っ子政策が解除され、6年前凍結しておいた卵を戻して妊娠した人もいました。写真:中国で初めて漢方薬と体外受精を合わせ、
妊娠率を高める方法を確立させた先生から研修証書授与。
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漢方不妊専門医の講演に行ってきました。
昨日は、不妊症学術講演会で
中国山東省から年間三万人の患者さんを診ている、
という漢方不妊専門医の講演がありました。
体外受精に何回も失敗する人は、子宮内膜の血流改善で、効果を上げられる。
ある漢方薬を飲んだ群は31%の妊娠率、飲まない群は6.7%だった。
子宮内膜を厚く、暖かくし、ふわふわの柔らかい畑にして
卵がもぐりこめる状態にすることが大事だということが改めて分かりました。
これは、生理の色や塊の有無などで変化が分かります。
この日はウエマツ薬局新旧4人の薬剤師が一堂に会し、勉強しました。
学ぶことは楽しいことです。
そして、それをお客さまに還元し喜んでいただけることは
何よりの喜びです。