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シワ予防に。
私は、75歳まで、ほとんどシワはありませんでした。
その秘訣も恥ずかしいですが、伝えていきたいなと思っています。
74歳までシワにならない肌を保つには、
毎日楽しくきちんとしたお食事をしていくといいと思います。
お腹が空いたからと、いっぱい食べたり、
食べたくないから何も食べなかったりすると、胃腸を傷つけます。
三食なるべく同じ時間にムラなく食べていくことが、
長い間にあなたの肌を美しく保ちますよ。
74歳までシワにならない方法の1つに
「陰陽」の「陰」を大事にすることもポイントです 。
女性は陰 男性は陽
太陽は陽 月は陰
昼は陽 夜は陰
気は陽 血や水分は陰
女性は月経や出産、授乳で多くの血液や 水分を失います。
ですから男性に比べて乾燥肌になりやすいのです。
シワにならないために体内に潤いを保つことが大事です。
そのために、夜は早く寝て滋養のある水分をたっぷり取ると良いでしょう。
こちらも参考にしてください。
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「鼻の乾燥(ドライノーズ)の養生」
鼻の状態は、肺と関りが深く、肺の潤いが不足すると、
鼻の粘膜も乾燥しやすくなります。
鼻や喉の粘膜が乾いていると、免疫力の低下で
風邪をひきやすくなることもあります。
鼻の乾燥感やムズムズ感が気になる人は
肺の潤いをしっかり養いましょう。
*気になる症状
鼻の乾燥感・鼻の中のかさぶた・鼻血
空咳・風邪をひきやすい・味覚の減退・舌の乾燥
※慢性的な鼻炎、気管支炎、喘息などの症状にも注意。
*食養生 ~肺の潤いを養う~
梨・ゆり根・はちみつ・白きくらげ
枇杷の葉・杏仁・オレンジ・葛 など
あなたに合ったお薬をお出しします。
今すぐ、ご相談をお電話かメールでご予約下さい。
漢方薬膳サロン ウエマツ薬局
電話:049-245-6637
FAX:049-245-0613
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潤い体質をめざすには「腎」の養生を
前回、ドライシンドローム(乾燥症候群)は
「腎(じん)」が関係している事をお伝ええしました。
前回の記事はこちら→ドライシンドローム(乾燥症候群)
腎の働きが健やかで、腎陰(水や血などの体を潤す要素)がしっかりあれば、
身体の潤いを保つことができるのですが、加齢とともに働きが衰えたり、
量が減ったり年とともに潤いが不足してしまいます。
少しでも潤い体質でいるために養生するように、こころがけましょう。
《腎が弱っているサイン》
乾燥症状・ほてり・めまい・耳鳴り・髪が抜けやすい
白髪・記憶力の低下・腰痛・冷え・頻尿
《食養生~腎を養い、潤いをアップする~》
豆類・種実類
くるみ・松の実・銀杏・枸杞の実
蓮の実・黒ゴマ・黒豆
枸杞の実⇒オンラインショップ
野菜類・香辛料
山芋・よもぎ・にら・黒きくらげ・シナモン
魚介類・肉類
えび・牡蛎・なまこ・海藻類
牛肉・羊肉
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ドライシンドローム(乾燥症候群)
秋が深まる10月は、空気が乾燥し、
身体のさまざまな乾燥症状が起こりやすくなります。
カサカサの肌(ドライスキン)
目の乾燥(ドライアイ)
口の乾燥(ドライマウス)
鼻の乾燥(ドライノーズ)
こうした、様々な症状を、乾燥によって起きる一連の症候群
「ドライシンドローム」と考えるようになってきました。
原因は、エアコンの使用、睡眠不足、口呼吸、
高カロリーな食事、パソコンやテレビなど、生活環境の問題もありますが、
秋や冬は乾燥する季節なので、症状が起こりやすくなるのです。
中医学では乾燥の症状は、
身体の潤い成分である、「水(すい)(津液)」や「血(けつ)」の不足から起こると考えられています。
また、「腎陰(じんいん)(水や血などの体を潤す要素)」の不足も乾燥を招く要因になります。
「腎」は加齢とともに衰え、腎陰も不足しがちになるので、
年とともに身体の潤いは減少していきます。
喉や鼻の粘膜が乾くと、免疫力が低下し、風邪をひきやすくなったり、
感染症にかかりやすくなってしまいます。
乾燥は、アトピーなどの皮膚病の悪化、咳、便秘などの不調にもつながります。
しっかり対策して乾燥に負けない、潤い体質を目指しましょう。