-
中医学から見た「赤ちゃんが元気に育つ妊娠中の養生法」2ヶ月目
この時期は脳と目、耳、鼻、口などが形成されます。
日常の食事は
素食(肉を使わない食事)を多くする。
果物や野菜、雑穀を積極的にとり、肉は少量にして、
辛い物や生ものを食べないようにする。
タバコや酒、化学薬品、香りや刺激の強い化粧品、
放射線や電磁波、ペットなどは避けたほうがよい。
悪阻が始まる頃です。
悪阻は亜鉛不足という説があり、亜鉛の多い牡蠣エキスのサプリメントで
実際軽かった、という声が多くあります。
亜鉛は妊娠中、赤ちゃんの脳の成長を助けます。
お母さんの脳にも働いて。お母さんの不安を和らげます。
お母さんが飲むことでお二人の脳の働きがよくなるのですから、
ぜひしっかり飲みたいですね。
妊娠2か月~4か月すぎ(14週未満)は、
胎児が薬の影響を最も受けやすく、「先天異常」の発生と関係する大事な時期です。
特に妊娠2か月は、中枢神経や心臓などの重要な臓器、
そして手や足などが作られる時期のため、最も注意が必要です。
-
受精卵を育てる大事な亜鉛
受精卵が細胞分裂をして、胚盤胞に分割し、さらに胎児に成長するのに亜鉛はかかせない
最新情報 アメリカ ノースウエスタン大学の研究 2016年
受精卵が正常に分裂し胚盤胞になるために…亜鉛が大事
亜鉛の花火
精子が卵子に入った瞬間、亜鉛の火花が飛ぶ
カルシウムがたっぷりあると亜鉛が出てきて働く
健康に妊娠させる力のある卵子が火花を出す
この火花は体外受精の時に医師がどの卵子を子宮に戻すか選別の目安になる
・悪阻に亜鉛は効果がある
・高温期が短い方・・・着床しにくい・・・亜鉛とセレンが必要
高温期がジグザグな方・・・妊娠しても流産しやすい
亜鉛とセレンの不足は卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌低下を招く
なかなか妊娠できない理由の一つに、
微量元素不足による女性ホルモンの低下がある
・精子無力症(精子の運動率が悪い)にセレンを補給すると
11%の男性の精子の運動率が上がった。
・食事でとれない亜鉛とセレン
1日9~10mg必要
粉ミルクに亜鉛は成長促進のため添加されている
・品質の良い亜鉛・セレン製剤を摂る
牡蠣には亜鉛、セレンが豊富
牡蠣のエキスを抽出して作った、亜鉛の濃度の高い錠剤があります。
特に体外受精のまじかにお飲みになるかたは多いです。
是非、お声かけ下さい。