-
薬局日誌更新1周年!(飯沼)
薬剤師の飯沼です。
ついに関東でも梅雨明け間近ですね。
暦の上では大暑、まさに暑さがピークとなる季節です。
写真は少し前に咲いていた八重クチナシです。
特徴的な香りが夏の訪れを知らせる、
ジンチョウゲやキンモクセイと並ぶ三大芳香木です。
こちらは園芸種ですが、もとの野生種のクチナシの果実は
山梔子(サンシシ)という漢方でよく使われる生薬です。
体の中の熱と湿気を取り除き、イライラにも良いとされています。
また、栗きんとんや、たくあんの着色、染料に使われており、
実は生活の中で昔から活用されている植物です。
さて、SNSでの私の記事の更新も、開始してちょうど1年が経ち、
過去の記事をまとめた薬局日誌ファイルもいっぱいになりました。
(お店の1階の待合の席に置いてあります。よかったら見てみてください。)
ひそかにまずは1年、ファイルがいっぱいになるまでの更新を
目標にしていたので、無事達成できて感慨深いです。
今後も、ウエマツ薬局の日常やイベント、勉強会で学んだこと等を
こつこつと報告していきたいと思います。
また、フェイスブックでは他にも様々な記事を更新していますので、
ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
-
体調改善し、肌も美しくなり、見とれるほどです。
ボタンや芍薬の花が咲きはじめました。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
こんな言葉をご存じでしたか?
美人の形容だと昔から言われています。
でも私は美人を作る漢方薬と美人を掛けたものではないか、と思っています。
ボタンの皮は血のドロドロ《瘀血(おけつ)》を取るので
生理痛や子宮筋腫、アトピーの顔の赤み、鼻血に効果があります。
赤芍薬も同様です。
ユリの花の鱗茎はイライラ、ヒステリー、乾燥肌、乾燥した慢性の咳によく効きます。
このような生薬を飲んでいると、
笑顔が素敵で肌の透き通った美しい女性になりますよ(^-^)
実際、ウエマツ薬局で赤ちゃんのほしい方、
アトピーやニキビで来られている方は、このような漢方薬を飲んでいるうちに、
症状の改善だけでなく、お肌が輝くように美しくなり、
笑顔も最高になって見とれる位です。
あるお客様
「あの方、なんでウエマツ薬局に来ているんですか?
あんなにきれいなんだから」と。
いえいえ以前は大変だったんです。きれいになったんです・・・
漢方の力はすごい!!
私もお手伝いして、幸せのおすそ分けをいただいています。
-
木犀で、秋の夜長を楽しもう♪
良い香りがすると思ったら、
金木犀の小さな花がもう咲き始めていました。
きんもくせいの花で、お茶や「桂花酒」を作ってみませんか?
金木犀の花のことを、中医学では「桂花」といいます。
また中華料理によくでます。
香りがよいので気を動かします。
イライラによる胃痛 、げっぷ、食欲不振、口臭に良いです。
金木犀茶は、花が開かない蕾のうちに取って、さっと洗ってから、
茶葉:金木犀が2:1の割合で混ぜて、
90度くらいのお湯を注いで香りを楽しんでください。
茶葉はセイロン紅茶、ウーロン茶などがよいです。
またホワイトリカーと氷砂糖に漬けて保存すると、
素晴らしい香りのあなた用の「桂花酒」ができますから、
秋の夜長を楽しんでくださいね(^-^)