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二人の優秀な薬剤師が入社
漢方薬膳サロンウエマツ薬局 薬剤師 代表の植松光子です。
よい気候になりました。4月4日から19日までは24節気でいいますと「清明の候」です。
空は澄み、草花が活気づく清々しいこの時期は、
春の息吹を感じながら次に来る季節への期待もでてきます。
こんなよい時期、ウエマツ薬局では二人の優秀な薬剤師が入社しました。
以前ご紹介しました、長山薬剤師と今回ご紹介します、熊澤和恵です。
熊澤薬剤師は、長年製薬会社で市販された薬の安全性情報の調査等を行ってきました。
副作用情報を収集し、必要に応じて、その効能書き(添付文書)を直して
医師や薬剤師に注意を喚起する、という消費者からは目につかない、
命に関係する大事な仕事です。
また妊産婦の安全性情報の収集も行っていました。
残業も多く、夜10時を超えることも度々あり、子育てとの両立に苦労したようです。
漢方で自分の更年期症状がよくなったので、一転中医学に興味を持ち、
今年日本中医学院に入学、と同時にウエマツ薬局に入社しました。
薬のことなら熊澤、長山両薬剤師になんでもお聞きくださいね。
当薬局にかかったことのない方でも大歓迎です。
写真は、世界記憶遺産の象形文字トンパ文字の額の前で。
植松光子が以前、中国雲南省に皮膚科の研修にいった折に、
納西族(ナシ族)トンパの長老に書いていただいたものです。
トンパ文字の意味『願えば叶う』
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「その人の体質に合わせる漢方」薬学部実習生感想文・57
ウエマツ薬局に実習に来られた、
薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。学校の授業で生薬学や漢方学がとても面白く感じたから。
*実際に今回体験して感じたことを教えて下さい。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
漢方専門の薬局に来るのが今回初めてだったため、全てが新鮮でした。
調剤薬局では、なかなか患者さんとお話する時間が十分に取れないため、
患者さんの体の状態を把握しきれないまま投薬してしまうことがあります。
ですが、今回、ウエマツ薬局での患者さんとの応対では、
十分な時間で患者さん一人一人に対してゆっくり向き合い、
今何が不調で、その原因はどこからくるのかを探っていく植松先生の姿がとても印象的でした。
その人の体質に合わせた治療を目の前で見学することができ、とても貴重な経験になりました。
将来は漢方に関する仕事に興味があるので、これからも自分なりに調べていきたいと思っています。
ありがとうございました。
2021年4月6日 薬学部薬学科 H.S
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痩せすぎが影響あること。
肥満か痩せてるかを判断する、BMIが、18.5未満の方はいませんか?
体重が急激に減少したり、痩せた状態が続いたりすると、脳は
「妊娠するよりまず自分の身体が大事」と、判断し、ホルモン分泌が乱れ、
無月経や排卵が起こりにくくなります。
また、やせ型の方が妊娠すると、2500g未満の低体重で生まれる赤ちゃんの割合が増えます。
そして、その赤ちゃんは将来、糖尿病や高血圧などの生活習慣病にかかるリスクが高くなります。
アイドルやモデルさんを見ると、もっと痩せたい、と思う女性は多いですよね。
でも、まずは、「正しい生理が来ること」が大事です。
健康的な女性美、妊娠を希望するのなら、BMI20以上はほしいものです。
また、「正しい生理」とは、1ヶ月に1回生理が来る事です。
生理痛がある・経血に塊がある・生理前のイライラ・月経過多など、
気になる事のある方は、相談にいらして下さいね。
BMIの計算はこちらで簡単に出来ます⇒