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「薬剤師が考え薬を出すのが魅力的」薬学部実習生感想文・62
ウエマツ薬局に実習に来られた、
薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。毎年花粉症で困っていて、小青竜湯を飲んだ時、症状が落ち着いた。
他の薬も様々なものを試しましたが、一番効果がありました。
*実際に今回体験して感じたことを教えて下さい。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
漢方薬局と一般的な調剤薬局が異なる点は、患者さんに長い時間をかけ症状を聞き、
その場で患者さんに合ったお薬を渡す点であり、薬剤師自身が自分で考えて
患者さんに合ったお薬を渡すことは、漢方専門の薬剤師の魅力的な事だと思います。
以前から、漢方には興味があったので、今後少しずつ勉強していきたいと思います。
2021年7月6日 明治薬科大学薬学部薬学科 H.A
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「未病先防の考えにとても共感」薬学部実習生感想文・61
ウエマツ薬局に実習に来られた、
薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。西洋医学において、病気と診断されない症状に対応できることが面白いと感じたから。
*実際に今回体験して感じたことを教えて下さい。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
お客様との問診に多くの時間を取ることに驚きも感じた。
(検査などが無い分も、その問診の時間へと当てられているということで納得した)
女性の患者が多く、婦人科系の症状に特に漢方や中医学の治療が用いられているのだと感じた。
中医学の基本的な考え方や、子午流注について教えて頂き、
一般的な健康に対する考えとも一致する部分もあり、面白いと感じた。
未病先防の考えにはとても共感でき、漢方の仕事は将来の選択肢の一つになった。
本日は、とても勉強になりました。ありがとうございました。
2021年4月29日 明治薬科大学薬学部薬学科 R.H
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生理痛の原因を改善しましょう。
痛みは体の中からの異常を知らせるサインです。
生理痛の原因をしっかり治せば、ほとんどの痛みは良くなります。
中医学では瘀血(おけつ)も痛みの原因と考えます。
瘀血の原因は、主に冷えと緊張やがんばりすぎ、ストレスからくる「気の滞り」です。
その結果、子宮内膜症などが発症します。
ですから、子宮内膜症のある人の生理痛は、瘀血を取る薬を使って軽くすることができます。
子宮の内膜は、お花を育てる畑の土のようなものです。
畑の土が固まっていたり、石ころがあると根を張ることができませんね。
生理の時に大きな塊があったり、月経血が暗紅色でネバネバしているのは、
よい内膜とは言えません。
瘀血を改善し、塊やネバネバの月経血がきれいになってくると、
ひどい生理痛もいつの間にか軽くなります。