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篠笛の奇跡
こんにちは。ウエマツ薬局スタッフ大友です。
昨日、大野利可さんの篠笛をyoutubeで聴いておりました。
「篠笛を聴いていると、私たちの苦しみや悲しみ、モヤモヤした気分が
笛の音色のエネルギーで浄化され、光に包まれていくのを感じます。
そして、その瞬間が『すべて満たされた世界である』ことを知ったとき、
私たちの心や体に奇跡が起こることでしょう」(雑誌「ゆほびか」より)
篠笛の凛とした高音は、松果体を刺激するように感じます。
私は、『風笛~あすかのテーマ~』のオーボエによる原曲も大好きですが、
篠笛は日本人の波動に寄り添ってくれて、思わすほほえみ~(^^)
10月に開催予定の「創立40周年記念漢方講演会」で演奏してくださいます。
詳しくは→創立40周年記念漢方講演会のお知らせ
ウエマツ薬局の狭い空間で(笑)この生演奏を聴けることはすごいことですよね~♡ ワックワク
私はイベントの際いつも店番ですが、この時ばかりは、仕事……さぼっちゃおうかなぁ(笑)
「篠の音取り/大野利可(篠笛)」~鯉沼廣行作品集より~ – YouTube
「風笛~あすかのテーマ~/Tokyo J-flute Ensemble」(篠笛:大野利可) – YouTube
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創立40周年記念講演会のおしらせ
こんにちは。ウエマツ薬局スタッフ大友です!(^^)!
2022年10月26日 漢方ウエマツ薬局創立40周年記念講演会が行われます。パチパチパチ
世界的篠笛奏者大野利可さんの演奏と中国漢方医仝選甫(トンセンホ)先生の講演です。
大野さんは、ウエマツ新装開店10周年の際にも演奏いただきましたが、
もっと聴きたかった~♡というお声をたくさんいただき、
今回はたっぷり演奏いただけることになりました!!!パチパチパチ
また、「飲む目薬で美肌になる摩訶不思議なホントの話」を講演いただく
仝選甫(トンセンホ)先生は、中国では内科・耳鼻咽喉科などで1万人以上の診療経験を持ち、
中国名老中医である蔡福養教授の耳鼻喉学術経験継承人でいらっしゃいます。
日本語堪能で楽しい講演には定評があり、あちこち引っ張りだこ。
ウエマツ薬局でも何度もご講演いただいています。パチパチパチ
この機会に是非是非お申込みくださいませ。
会費は1000円。
目に良いおみやげもご用意させていただいております♪
詳しい内容は→創立40周年記念漢方講演会のお知らせ
お申し込みは店頭もしくは、お電話、HPお問い合わせから。
049-245-6637
休日:日・木曜日・祭日
営業時間:10:00~17:00
掲載している3つの写真は2018.10新装開店10周年の際の物です♬
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空咳、喉の枯れに注意。
8月23日は処暑です。
暑さが処する、と書いて処暑。
処には、止まるという意味があり、暑さもひと段落し、
朝晩は涼しく過ごしやすくなるといいます。
この時期、声が枯れたり、空咳が出たりしていませんか?
こういう方は、肺の潤いが不足していることが考えられます。
アレルギー性の鼻炎や喘息も起きやすい時です。
潤すのに1番良いのは深呼吸です。
潤す食物を摂ると同時に深呼吸もしましょう。
梨は喉を潤すのにおすすめです♪
そのままでもいいですし、スムージーやおろし金でおろして
スプーンで召し上がってもいいです。
梨の皮はこもった熱を取る漢方薬ですので、 冷凍しておいて、
まとめて水から20分煮て、蜂蜜などを入れて飲んでもいいですよ(^-^)
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子午流注 -中医の時間医学-
2017年、アメリカの3人の科学者が体内時計を生み出す遺伝子を発見し、ノーベル賞を取り話題になりました。
しかし、実は中国では2千年前、すでに時間と養生の関係が示されていました。
その子午流注(しごるちゅう)は「中医の時間医学」として注目され、
現代人の睡眠養生法、病気の発症時間、薬を飲む時間、身体の変化などについて研究、活用されています。
子午流注は中国伝統医学特有の理論で、中国最古の医学書『黄帝内経』に記載されています。
「子午」は「時刻」の意味で一日24時間を12等分し、十二支に対応させています。
「流注」は人体の十二臓腑の気血運行の流れを意味します。
「子午流注」は一日24時間の、臓腑気血の運行リズムを表したものです。
【子午流注からわかること】
子時(23時~1時)は胆の時間(子時:子の刻 🐭)
胆は消化に直接関わる胆汁を生成、貯蔵、排泄しており、
子の刻は胆汁の新陳代謝が最もさかんになる時間帯です。
この時間に就寝しないと、胆汁の代謝がきちんと行われず、口が苦く、
のどが渇き、顔色が悪く、目袋(目の下のたるみ)が黒くなります。
肝(きも)とは、「肝っ玉」のこともあらわします。
23時までに寝ると、肝っ玉がつよくなり、判断力が早くなります。
また、お肌もつややかに潤います。
丑時(1時~3時)は肝の時間 (丑時:丑(うし)の刻🐮)
* 寝ると、血は肝に帰る *
肝はこの時間帯で蔵血、造血、解毒に専念し、
生命エネルギーで血を温め、新鮮な血が生産されます。
もしもこの時間に、起きて活動していると、血は肝に帰ることができず、
ずっと諸経をめぐっていることになり、新鮮な血が生み出されません。
そうすると全身の筋が硬くなり、身体がだるく感じます。
また、身体が酸化し、シミなどが現れやすくなります。
*肝は計略、策略を主る*
この時間帯に熟睡できないと、思考力の低下や、怒りやすくなる、
憂鬱になるなどの症状がでます。
寅時(3時~5時)は肺の時間(寅時:寅(とら)の刻🐯)
人間はこの時間帯で浅い睡眠に入り、静から動に転換します。
肺は、丑時(午前1時から3時)に浄化された、きれいな血液をもらい、
その新鮮な血を肺気の力で全身に供給します。
この時間帯に、清浄で新鮮な空気中で呼吸することが、肺を養うのに適しています。
もし喫煙すると、他の時よりもいっそう肺の機能を落としてしまいます。
卯時(5時~7時)は大腸の時間(卯時:卯(う)の刻🐰)
大腸は排便し、身体の毒素を排泄します。
この時間にしっかり排便すると、大腸の排毒作用によって肺や皮膚を清浄に保つことができます。
朝起きてから、ぬるま湯をコップ1~2杯飲み、余裕を持って排便する習慣をつけるとよいです。
辰時(7時~9時)は胃の時間( 辰時:辰の刻🐉 )
消化器系に気血が集中し、食物の消化が最も盛んになるため、
この時間帯に食事をすると、十分に栄養を吸収することができます。
今日は、どんな朝食を召し上がりましたか?
栄養のバランスも大事です。
巳時(9時~11時)は脾の時間(巳時:巳の刻 🐍)
脾とは、消化器系のことをさします。
脾は消化、吸収、排泄すべてをコントロールし、
気血を生み出す源であり、
清気を上げ、濁気を下げ、全身に気血を巡らせます。
脾は湿が生じやすく、この時間帯に冷たい飲み物をたくさん飲むと、
脾の中に寒湿を生じ、脾の働きが悪くなります。
午時(11時~13時)は心の時間(午時:午(うま)の刻 🐴)
午の刻は、陽気がもっとも盛んで、人体の“気血陰陽”の転換点です。
(※陰とは、夜、月。陽とは昼、太陽)この時間は、陽から陰に転換し始めるので、激しい運動は避けて、
ゆったりと落ち着いてすごしましょう。
15~30分程度の昼寝、うたた寝が陰陽交替を助けます。
この短時間休息が、午後からの活力のもとになります。
未時(13時~15時)は小腸の時間(未時:未(ひつじ)の刻🐑)
小腸は、胃から送られてきた消化物をさらに消化し、水分栄養の吸収を行い、
必要な栄養素は脾へ、余剰な水分は膀胱へ集め、かすは大腸へ送り出します。
この時間帯は、小腸に栄養物質が多いため、水分がほしくなります。
飲み物を適度に飲むと、血液に送られた栄養物質が希釈されて、
ドロドロにならず、流れがよくなります。
申時(15時~17時)は膀胱の時間(申(さる)の刻🐵 )
膀胱は、排尿と身体の体液の調整をします。
この時間は排尿を我慢せず、飲み物もよく飲むことです。
また、排尿によって身体にこもった熱を体外に排出します。
さらに膀胱経の気は、経絡に沿って大脳に到達するので、
この時に勉強や読書をすると効率が上がるそうです。
酉の時(17時~19時)は腎の時間(酉時:酉(とり)の刻 🐔 )
「腎は水をつかさどり、五臓六腑すべての精を蔵す」と言われ、
父母から受け継いだ先天の精(生命活動のエネルギー)と食物から得た後天の精を蓄えています。
この時間帯に精(生命活動のエネルギー)が腎へ入り、貯蔵されるので、
腎を養う食物を摂るのに最適な時間です。
戌時(19時~21時)は心包の時間(戌(いぬ)の刻🐶 )
心包は、心臓の外周にあり、気血を通しながら外邪の侵入を防ぎ、
常に心臓が最適な状態であるよう守っています。
心包は脳との関係もあるため、この時間帯は脳の出血リスクが高くなります。
この時間帯にウォーキングなど軽い運動をすると、心臓の機能を高めることができます。
亥時(21時~23時)は三焦の時間(亥(い)の刻🐗)
三焦(上焦・中焦・下焦)は六腑の中で最も大きい腑で、
気血を全身くまなく運んでいます。
この時間帯はゆったりと過ごすと全身の百脈を十分休ませ、養うことができます。
「睡覚先睡心」
(睡眠はまず「心」の落ち着き、すなわち穏やかな状態を求めるべき)
という言葉があります。
文責 薬剤師 国際中医師 植松光子
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妊活を成功させるためのこつ。
花に例えてお伝えすると、
良い土の畑と良い種を用意するのがいいでしょう。
*子宮内膜がふかふかになると、妊娠。
子宝相談で漢方薬を求めて来店される、38歳の方が妊娠されました。
漢方薬を飲んで子宮の内膜が14mmと厚くなり、ふかふかで、
医者もびっくりするくらいで、体外受精に成功しました。
子宮内膜は例えて言えば畑の土です。ふかふかの厚い土に根はつきます。
生理の塊は石ころのようなもので、瘀血(おけつ)です。
瘀血をとる漢方薬でふかふかの畑にしましょう。
(写真は芍薬。生理痛などに漢方生薬として用います。)
*妊活を成功させるコツは良い畑と種(内膜と卵)
花に例えてお伝えすると、良い土の畑と良い種を用意するのがいいでしょう。
良い種になったかどうかは、
低温期が36.3〜36.4度になり、基礎体温のグラフも安定すれば良い種(卵子)です。
良い土=内膜(月経血に塊がない、生理痛がない)と良い種になると、妊娠しやすく、
また、そうなった時に体外受精をすると成功しやすいです。
(写真:牡丹。牡丹の皮は瘀血=内膜のドロドロ血をきれいにする漢方生薬です。)*良い畑とはきれいな子宮内膜の事
子宮の内膜がきれいかどうかの調べ方
1・生理の血液がきれいな赤色になった。
2・生理中に血の塊がなくなった。
3・生理痛がなくなった。
赤ちゃんの欲しい方は以上の3つの条件を満たす内膜を目指しましょう。
血流を良くする、運動をする。
ストレスを溜め込まないで楽しく生活しましょう。
*良い卵って?
低温期の基礎体温を安定させると良い卵ができます。
変動の幅は0.2から0.3度位
排卵した卵胞の細胞が変化して妊娠を継続させる黄体ホルモンを作ります。
黄体ホルモンをしっかり作るためには、その前の卵胞の質をよくさせる事です。
低温期の基礎体温が安定していると良い卵胞ができます。
*タイミングの良い日
オリモノは精子を子宮に入りやすくする役割を持っています。
基礎体温表に量を+、++、+++とつけると自分の傾向がよく分かります。
1番多い日の翌日排卵です。1番多い日にタイミングを取ると良いです。
精子が入っていって、卵管采のところで待っています。
その間にしっかり栄養を吸収して、精子はさらに元気になって、お姫様(卵子)を待っているのです。
*体外受精をする前に。
体外受精は、普通の畑に普通の種をばらまくようなものです。
良い芽が出るかどうかは、誰も分かりません。
しかも、排卵促進剤は、卵をいっぱい出させますが、子宮の内膜を薄くする副作用があります。
世界中のお医者さんの悩みだそうです。
高価で体に負担をかける体外受精をする前に、
フカフカの子宮内膜と、良い卵を作った方が良いと思いませんか?
文責 薬剤師 国際中医師 植松光子