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風邪を漢方で治そう
風邪は、風のように症状が早く動くので、風邪(ふうじゃ)と言います。
風邪には、寒気をかんじる青い風邪、熱っぽい赤い風邪、お腹に来る黄色い風邪、咳が長引く白い風邪
の4種類に分けられます。
青い風邪は寒気、透明な鼻水・くしゃみ・肩が凝る・節々の痛みなどの症状が出ます。
こんな時で汗が出ていない時は、ピュア葛根湯の煎じ濃縮液を熱湯に溶かして飲みます。
汗が出てすっきりしたら、もう飲まなくてよいです。
汗が出るのを手助けするのにカーディガンなど1枚羽織ると良いです。
汗が出なかったらもう一回飲みます。
疲れていたり体力のない人が風邪をひくとすでにじっとりと汗をかいていることがあります。
こんな時は、葛根湯ではなくて、桂枝湯を飲みます。
とにかく、寒気を感じたら、どちらかを30分以内に飲むのが、早く治すコツです。
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膀胱炎3:虚弱体質の「腎虚」タイプ
●症状:頻尿・疲れると膀胱炎の症状が起きやすい。膀胱炎を再発しやすい。
「腎」は生命力の源となる臓器です。膀胱との関係も深く、尿が漏れないようにする働きもあります。
そのため加齢や慢性疾患、冷えなどで腎の働きが悪くなると、免疫力がさがり、繰り返し膀胱炎が起きます。
●養生は、まずしっかり腎を元気にして守ること。
冷えや過労が腎を痛めるので体を温めしっかり栄養を摂ること。
早く寝て栄養をしっかり摂って「気」エネルギーを蓄えましょう。
●全身症状:腰痛・腰がだるい・冷え・疲労感・舌の色が淡く。舌苔は薄い。
●食養生;山芋・大豆製品・銀杏・もち米・胡麻・クルミ・松の実・ナツメ・枸杞の実・
蓮の実・スッポン・生姜・ネギ・シナモン
●漢方薬
金匱腎気丸・補中益気湯・心脾顆粒・清心連子飲・知柏壮健丸・亀版含有製品・魚の浮袋製剤など
●体験談
身体に熱がこもると鼻水、痰、尿、おりものなどの体液は、濃縮されて黄色くなります。
おりものが多くて濃い黄色が続くと不妊の原因になることがあります。
漢方薬を飲んでおりものがきれいになると膀胱炎も起きなくなり、同時に妊娠されて元気な赤ちゃんが生まれた方もいます。
体質を良くしたからです。こんな点が漢方薬の面白い点です。下記の体験談参照
①出産当日に報告のメールを下さるほど元気な安産(副題:二人目の妊娠)
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膀胱炎1:急性の「湿気」と「熱」のタイプ
●症状:頻尿・排尿痛・血尿・残尿感・排尿時の灼熱感
身体に「湿=余分な水分や汚れ」が溜まると「気の流れ」「血の流れ」が悪くなるので、
臓器の働きが悪くなり、膀胱の動きも弱くなり、頻尿・排尿痛・血尿・残尿感などの症状が出てきます。
●養生:このタイプの養生はまず溜まった「熱」を取り除きましょう。
膀胱炎の初期は熱っぽい症状が出ます。尿道の灼熱感などです。また食べ過ぎは「湿」を溜めます。
消化しきれない食べ物は胃や腸、体内に溜まり、それを消化しようとしてエネルギーが消耗され、
「敵」をやっつける免疫力が手薄になり、発症するのです。
お酒を飲み過ぎたあと、寒気がするのと同じです。
●全身症状:尿の色が濃い・下腹部、膀胱付近の痛み・口が乾く・熱感・舌が赤い・舌の苔が黄色くねばつく
●食養生:
・○いけないもの:冷たい飲み物・食べ物・食べ過ぎ・早食い・
・・ 脂の多いもの:ラーメン・ケーキ・チョコレート・揚げ物など
・○溜まった湿熱を除くもの
・・トウモロコシ(特にひげ根)・ハトムギ:緑豆・西瓜・キュウリ・春菊・緑茶
●よく使われる漢方薬
・猪苓湯・瀉火利湿顆粒・五淋散・加減五味消毒飲
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