-
口内炎対策・2 胃腸の熱が過剰
胃腸の状態と口には深い関わりがあり、胃腸に不調があると、
特に唇の周りや舌の奥に口内炎の症状が現れやすくなります。
口内炎を引き起こすのは、胃腸に溜まった「湿(しつ)」(余分な水分や汚れ)と「熱」です。
暴飲暴食や、油っこい料理の食べ過ぎ、お酒の飲みすぎといった食の不摂生を続けると、
胃腸に湿や熱が溜まって働きが悪くなり、口内炎の症状が現れるのです。
まず食生活を見直して、胃腸に負担をかけないよう心がけて。
溜まってしまった湿や熱は早めに取り除き、胃腸を健やかに保ちましょう。
*気になる症状
腫れや痛み、ただれを伴う口内炎、白い潰瘍ができる口内炎、口臭が強い、
歯茎が腫れて痛い、口の渇き、便秘、舌が紅い、舌の苔が黄色い
*食養生
湿を取り除き、熱を冷ます食材を:
どくだみ、はと麦、さんざし、アロエ、しそ、こんにゃく、春雨、寒天、
きゅうり、バナナ、いちじく など
※野菜多めのあっさりした食事が基本。