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「生薬の味見、芋けんぴのような匂い」薬学部実習生感想文・99
ウエマツ薬局に実習に来られた、薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。母が薬膳料理を作ってくれた事で興味がわきました。
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
漢方薬局での実習を通じて、漢方の基本的な理論や考え方、
中医学の考え方に触れることができたのは非常に貴重な経験です。
漢方では同じ病気、様々な体質によって異なる処方が行われる為、
患者さんの症状、生活習慣について細かく診断する必要があります。
患者さんとのコミュニケーションを通じて、1人1人のケアがどれだけ重要かを実感しました。
実習では生薬の調合や配合にも関わることができました。
また様々な生薬を味見させて頂きました。
天門冬は芋けんぴのような匂いですが、味は渋みが強く苦手でした。
大棗は一般的なナツメなのでドライフルーツとして美味でした。
実習を通して、漢方薬局に興味が出てきましたので、
将来人の体質や症状に合わせた治療法を提案できる薬剤師になりたいと思いました。
2024年10月25日 日本薬科大学薬学部薬学科 S.T