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「患者さん自身に合った漢方」薬学部実習生感想文・94
ウエマツ薬局に実習に来られた、薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。自分が飲んだことがあるから。
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
今回、漢方のお話や食事相談等を通して、漢方は気になる症状に直接アタックするのではなく、患者さん自身の体質から変えて気になっている症状を無くしていく治療法であるということを学びました。
症状に関係のないような生活面や精神的なお話を聞き、気血水のどこが不足しているのか滞っているのかを見つけ漢方で改善をしていくということを実際みました。
西洋医学では、治療が難しいような症状でも患者さん自身に合った漢方を見つけることができると、症状が急に治っていくということを知り、漢方はすごく奥が深いなと感じました。
食事指導では、自分がどの体質であるのかを知り、どの食材を積極的に取り入れるべきなのかを知ることで体質改善につながることを学びました。
様々な生薬があるため、学校での座学では難しく興味はあったのですが、詳しく学びたいという気持ちはうすかったです。
しかし、今回たくさんの患者さんの相談に同席させていただいて、漢方をもっと深いところまで学んでみたいという気持ちになりました。2日間という短い期間でしたが、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
2024年6月28日 城西大学薬学部薬学科 Y.K