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性交痛の二つの原因
性交痛の原因は2つ考えられます。
1つは緊張、「また痛いのではないか」という不安。
もう一つは膣の乾燥です。
膣の乾燥は、体質と年齢にもよります。
ドライアイや肌の乾燥がひどい方は、陰虚(いんきょ)体質と言い、
膣も乾燥しやすいのです。
また性交を楽しまないと「愛液」が出て来なく、膣が潤わないので痛みます。
そんな時は、十分にスキンシップをして、潤ってからしてもらうよう、相手に伝えましょう。
排卵日前後はオリモノがたっぷり出て来て、
性交しやすいように、神様が人間を作ってくれています。
緊張する方には女性の漢方薬で良いものがあります。
また、塗るものも、良いものがあります。
相手にも充分気持ちを伝えて、
あせらずゆっくり2人で楽しめるようにしましょう。
陰虚の対処法はまず潤すことです。
*夜が大事 早く寝ること
*潤す食べ物をしっかりとること
*潤す漢方薬を気長に飲むこと
前回のブログに陰虚におすすめの食材も掲載しました。
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尿漏れや性交痛などで悩んでいませんか?
デリケートゾーンのトラブルは、更年期の女性のホルモン低下に伴うものが多いです。
また、陰部のかゆみや痛みも、閉経関連尿路生殖器症候群といわれることもあります。
中医学では、陰虚(体内の水分や栄養分の不足)といいます。
「陰」は歳とともに減ってきます。
シワが増え、髪や肌が乾燥してくるのも「陰虚(いんきょ)」が、原因です。
女性に大敵の陰虚の対処法は、まず潤すことです。
*夜が大事 早く寝ること
*潤す食べ物をしっかりとること
*潤す漢方薬を気長に飲むこと
中医学では夜は陰、昼は陽です。
昼間は太陽が出て、活発に活動して汗をかいて、水分は減っていきます。
夜は月が出て体温は下がり、寝ている間に水分や栄養分は体に蓄えられます。
そして明日のエネルギーになるのです。
遅く寝て、太陽が出ている頃に遅く起きるのでは、「陰」は蓄えられません。
遅くとも11時には寝て、7~8時間寝られると、肌が潤うのを実感できます。
仕事や勉強で遅くなる方も、できる日はなるべく早く寝てくださいね。
水分補給には、栄養のある水分を摂りましょう。
味噌汁やポタージュ、汁たっぷりの鍋料理など、1日2回は摂りたいものです。
潤す力のあるものに、亀のゼリーがあります。
亀は池の中に住んでいます。亀の脈拍は20で人間の約4分の1です。
この亀のゼリーに使われている、スッポンの寿命は400年、人間の4倍です。
脈拍が早い動物は、早く死んでしまうそうです。
亀のゼリーを1日2本飲んでいると、肌が潤うのが実感できます。
他に食べ物としては
百合根、白キクラゲ、山芋、黒豆、かぶ、
にんじん、牡蠣、卵などがあります。
毎日心がけていただきましょう。
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出血量の過多と長引く生理
あなたは生理の無駄な出血はしていませんか?
ダラダラと7日以上出血が続くと、体から血や水分が減るので、
肌が乾燥したり、冷え性になったり、
クヨクヨしたりするようになります。
そのような人に胃腸の弱い人が多いです。
生理期間が長引く人の中に、気がつかないうちに
内出血によるアザができやすい人がいます。
血管の壁が弱いのです。
このような人は胃腸の弱い人も多いです。
生理期間をちょうど良くする漢方薬は、
胃腸を丈夫にする漢方薬です。
中医学の考えは面白いですね。
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元気な赤ちゃんを授かるためには。
元気な赤ちゃんを授かる為には、
花で例えると良い土の畑に良い種を植えると
きれいな花が咲くのと同じです。
子宮の内膜の様子は月経血に現れます。
塊のある月経血は石ころと同じです。
綺麗で赤いサラサラして、痛みのない生理にしましょう。
(写真:冬のバラ)
内膜症や卵巣嚢腫があると生理痛や、月経に塊があります。
種をまく畑に石ころが混ざっていたりどっちが悪かったりするのと同じです。
ウォーキングをして血流を良くし、
塊をほぐす漢方薬を飲んでいると生理痛がなくなり
塊がなくなった頃に妊娠する人が多いです。
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陰陽のバランスを良くしよう。
中医学では宇宙や人体を「陰」「陽」で分けます。
女性や夜、月、水、物質は「陰」
男性や昼、太陽、エネルギーは「陽」です。
それぞれが、バランスが良いと健康になります。
夜寝ている間に水分や栄養が蓄えられます。
車で言えばガソリンです。
昼間はそのガソリンをエネルギーに変えて活動する時間です。
元気に働けるためには夜早く寝ることが大事です。
寝ている間に卵も作られます。
良い卵を作るためにも早く寝ると良いです。