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生理痛の原因を改善しましょう。
痛みは体の中からの異常を知らせるサインです。
生理痛の原因をしっかり治せば、ほとんどの痛みは良くなります。
中医学では瘀血(おけつ)も痛みの原因と考えます。
瘀血の原因は、主に冷えと緊張やがんばりすぎ、ストレスからくる「気の滞り」です。
その結果、子宮内膜症などが発症します。
ですから、子宮内膜症のある人の生理痛は、瘀血を取る薬を使って軽くすることができます。
子宮の内膜は、お花を育てる畑の土のようなものです。
畑の土が固まっていたり、石ころがあると根を張ることができませんね。
生理の時に大きな塊があったり、月経血が暗紅色でネバネバしているのは、
よい内膜とは言えません。
瘀血を改善し、塊やネバネバの月経血がきれいになってくると、
ひどい生理痛もいつの間にか軽くなります。
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良い卵の為に、潤す物を摂りましょう。
良い卵とは、プルンプルンして、潤いがあり、
排卵の頃は18ミリから20ミリある卵です。
基礎体温が高いと乾燥してしまうので、よくないと言います。
潤す食べ物と潤す漢方薬を飲んでいくと、だんだんと体温が正常になってきます。
潤す食べ物は、
牡蠣、豆腐、豚肉の赤身、トマト、白キクラゲなどがあります。
しっかりした卵が排卵する為には、低温期は14日位欲しいものです。
その為にも潤す事が大事です。
高温期も14日位。
ですから、両方で28日必要になってくるのです。
年齢が高くなると、だんだん低温期が短くなり、
未熟で卵が排卵するようになります。
中国の漢方の先生は、生理の周期の短い人が1日長くなると
「10歳、若返りましたね。」とおっしゃいます。
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妊活中、鬱になりやすい?
赤ちゃんが欲しくて妊活中の方が、
鬱になりやすいと新聞に出ていました。
気持ちはよく分かります。
基礎体温はガタガタしています。
これは、精神的に不安定な証拠です。
基礎体温の変動は0.2度以内が望ましいのです。
なぜなら、脳から出るホルモンの指令が体温に反映しているからです。
ホルモンの働きが不安定なことを示します。
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痩せすぎが影響あること。
肥満か痩せてるかを判断する、BMIが、18.5未満の方はいませんか?
体重が急激に減少したり、痩せた状態が続いたりすると、脳は
「妊娠するよりまず自分の身体が大事」と、判断し、ホルモン分泌が乱れ、
無月経や排卵が起こりにくくなります。
また、やせ型の方が妊娠すると、2500g未満の低体重で生まれる赤ちゃんの割合が増えます。
そして、その赤ちゃんは将来、糖尿病や高血圧などの生活習慣病にかかるリスクが高くなります。
アイドルやモデルさんを見ると、もっと痩せたい、と思う女性は多いですよね。
でも、まずは、「正しい生理が来ること」が大事です。
健康的な女性美、妊娠を希望するのなら、BMI20以上はほしいものです。
また、「正しい生理」とは、1ヶ月に1回生理が来る事です。
生理痛がある・経血に塊がある・生理前のイライラ・月経過多など、
気になる事のある方は、相談にいらして下さいね。
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