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多汗症の対策3 潤い不足
中医学の考えでは、体内の潤いは「陰」、熱は「陽」にあたります。
そのため、体の潤いが不足すると陰陽のバランスが崩れ、
熱が旺盛な状態に。
その結果、体内に余分な熱がこもり、
汗をかきやすくなってしまうのです。
このタイプは「盗汗」(夜間に出る寝汗)が多く、
ベタベタの汗が特徴。
上半身のほてりやのぼせ、手のひらや足の裏の熱感などの
症状があり、更年期の多汗にもこのタイプが多くみられます。
改善するためには、不足しがちな潤い(血や津液)を補い、
体の熱を冷ますこと。体内の陰陽バランスを整え、
汗やほてりの症状を緩和しましょう。
*気になる症状
盗汗(ベタベタ汗)、微熱、手のひらや足の裏の熱感、
口や喉の渇き、便の乾燥、舌が紅く舌苔が少ない
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多汗症の対策2 気の不足
体内の水分が体表から漏れ出さないよう
発汗を調節する働きが人間にはありますが、
こうした作用が低下すると、汗の量をうまく調節できず、
必要以上にダラダラと汗をかいてしまうのです。
このタイプの汗は「自汗」(気温に関わらず日中しきりに出る汗)で、
サラサラしていることが特徴です。
汗をかくと体内の「気」も一緒に消耗してしまうため、
長引くと症状が重くなってしまうことも。
気になる症状がある人は、早めの対処で
不足しがちな気を補うよう心がけましょう。
*主な症状
自汗(サラサラ汗)、動いていないのに汗が出る、
かぜを引きやすい、疲労感、顔色が白い、舌の色が淡い
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多汗症の対策1
緊張すると手汗がひどい、暑くないのに、
ダラダラと汗をかいてしまう、「多汗症」。
ただの汗っかきと思われることも多いですが、
日常生活に支障がでてしまったり、
精神的な負担につながったりすることも少なくありません。
汗が多いと感じている人は、自分の体質を見直して改善しましょう。
「多汗症」は、体温調節に必要な量以上に、
発汗が多くなってしまう症状のことです。
基本的な要因は自律神経の失調ですが、
その原因はストレス、ホルモンバランスの乱れ、
遺伝などさまざまで、原因が不明なことも少なくありません。
また、甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)、
更年期症候群、結核などの病気が原因で発症するケースもあります。
もっとも多く見られるのは、
気温に関わらず日中しきりに出る汗と、夜間に出る寝汗。
こうした症状は、
汗をコントロールする働きが弱くなる“肺気不足”、
潤い不足で体内に熱がこもる“ 陰虚火旺(いんきょかおう)”、
過剰なストレスで湿(余分な水分や汚れ)や熱が発生する“肝鬱脾虚(かんうつひきょ)”
といった不調が要因で起こると考えます。
*汗の基礎知識*
中医学には「汗血同源(かんけつどうげん)」という言葉があります。
これは、汗も「血」も体内の水分や潤いが源になっているということです。
そのため、出産や生理で出血が多い時は汗が少なくなり、
汗が出過ぎると血不足につながります。
また、気・血・水は体内を一緒に巡っているため、
多量の汗で水分を消耗すると、
潤い不足によるドロドロ血や気の不足を招くこともあります。
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気管支喘息の中医学対策
アレルギー性肺疾患の一つ、気管支喘息は、
空気の通り道(気道)に炎症が続き、
様々な刺激に気道が敏感になって、
発作的に気道が狭くなることを繰り返す病気です。
治療としては、気管支拡張剤と吸入ステロイド剤が
使用されています。
気管支喘息は、肺に溜まった痰に、外からの刺激(気候変動など)、
体に合わない食べ物、ストレス、病後、疲労蓄積などが加わることが原因で、
気道が痰で塞がり、肺気が上にのぼって発病します。
根本的な病気の原因「痰」は肺、胃腸、腎の機能不足により、
津液が痰に凝縮されて、肺に溜まります。
そして、天気や気温の急な変化などにより、発作が起こります。
呼吸困難の治療には、急性期に症状を抑えるのが重要で、
緩解期(落ち着いてきた時期)になったら根本的な治療をすることが原則です。
急性期に寒熱、緩解期に、肺、胃腸、腎に分けて治し方を分けます。
《急性期》
寒症 :
呼吸が早くて荒い、痰鳴音あり、胸に詰まり感、
咳は激しくない、痰が少なく、出しにくい、
顔色が暗い、口が渇く、温かい飲み物がほしい、
冷えると発作しやすい、舌の苔は白くて滑らか。
熱症 :
呼吸が早くて荒い、痰鳴音が高ぶる、胸が張る、
むせるような咳が連続する、痰の色が黄色あるいは白い、
痰に粘り気がある、イライラ、不安、汗をかく、
顔色が赤い、口苦、口が渇く、水分を欲しがる、
舌の色が赤い、舌苔が厚く黄色い。
《落ち着いてきた時期》
肺虚 :
自汗、悪風、風邪を引きやすい、
気温変化時にくしゃみをする、
鼻水がでる、顔が青白い、
舌の色は淡紅色で、舌苔は白く薄い。
脾虚 :
普段は少食で泥状便、脂っこいものを食べると下痢をする。
倦怠感、おっくう、舌の色は淡紅色で、舌苔は薄くべっとりしている。
腎虚 :
普段から息切れしやすい、深呼吸できない、
腰や膝がだるくて痛い、耳鳴り、疲れると発作、
寒がり、四肢が冷える、舌は肥大して、苔が白い。
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鼻の不調対策4 鼻ポリープ(鼻茸)
鼻ポリープは「鼻茸」とも呼ばれる、鼻の中の粘膜にできる
水疱状のできもののことです。
中医学では、鼻腔内に「湿(余分な水分)」や「熱」が
しつこく停滞することで起こる症状と考えます。
一般的にはステロイド点鼻薬や手術などで対処しますが、
鼻ポリープは一度取り除いても再発しやすいことが特徴です。
症状を改善し、また再発を防ぐためにも、体質をしっかり整え、
根本から改善することが大切です。
また、蓄膿症や慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎などが
原因になることもあるので、こうした鼻の不調が長期化しないように
積極的に改善するのが大事です。
*気になる症状
慢性的な鼻づまり、嗅覚減退、
鼻水が濁り量が多い、鼻の変形、頭重、
舌が紅い、舌苔がベタつく
*食養生~身体に溜まった湿と熱を取り除く
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~HPに掲載~
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