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男性更年期3 元気がなくなる、気血不足
*気になる症状
疲れやすい、無気力、集中力の低下、めまい、動悸、
不安や不眠、食欲不振、舌の色が薄い
「気」(体内のエネルギー)や「血(けつ)」は
健康の基本となる大切な要素ですが、胃腸の働きが弱くなると、
この気血を十分に作ることができなくなってしまいます。
体内の気血が不足すると、内臓の働きが悪くなり、
疲れやすい、食欲不振、動悸、不眠といったさまざまな症状が現れるように。
胃腸の不調は、不規則な食生活や睡眠不足、
胃腸の疾患などが原因となります。
胃腸に負担をかけない生活で、気血を十分に養うよう心がけましょう。
*食養生~気・血を養い、身体に潤いを与えるもの~
百合根、小麦、金針菜(きんしんさい)、蓮の実、
ナツメ、烏骨鶏、卵、鮭、鰻、もち米
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男性更年期2 腎精(じんせい)不足
男性更年期の主な原因です。
*気になる症状
めまい、耳鳴り、記憶力の低下、脱毛、足腰の弱り・痛み、
性欲の減退、性機能の低下、手足の冷え、舌の色が薄い
「腎」は、生命エネルギーの源「精」を貯える一番大切な臓器。
腎とは単に内臓のひとつをさすのではなく、
泌尿生殖系、ホルモン系、カルシウム代謝、免疫系など、さまざまな働きを意味します。
しかし、更年期が始まる40歳ごろから腎の機能は徐々に低下。
貯えている精も減少し、体力や性機能の衰え、脱毛、
排尿トラブルといった症状が少しずつ出てきます。
また、腎の機能が弱くなると他の臓器にも影響し、
さまざまな不調を引き起こすのです。
加齢に加え、過剰な性生活や食事の不摂生、
病気による消耗なども腎が衰える原因になります。
生活習慣の改善と腎の養生で更年期の症状を
予防、改善するよう心がけましょう。
*食養生
スッポン、ナマコ、羊肉、豚マメ(豚の腎臓)、
穴子、海老、山芋、くるみ、ごま、にら、にんにく
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男性の更年期1 気を付けたい腎の衰え
女性の更年期はよく知られていますが、男性の更年期もあるのをご存知でしょうか?
ほてり、発汗、イライラ…。こうした更年期の症状は、女性だけでなく
男性にも現れるものです。
今回は「男性更年期」について中国の伝統医学である中医学をもとに、お伝えします。
女性は7の倍数。男性は8の倍数。中医学では、この節目で体質に変化が訪れると考えます。
女性なら7、14、21、28、35、42、49歳・・という感じです。
老化が始まる年齢は、個人差もありますが、女性が35歳、男性は40歳を迎える頃。
この時期から徐々に体力や気力、性機能などが低下し、さまざまな不調が現れるようになります。
その後、40代後半になると排尿の機能が衰え、56歳からは老化が本格的に。
腰や膝の痛み、インポテンツといった悩みが増えます。
定年を迎えると精神的にも不安定になりやすく、不眠や鬱などの症状が現れることもあります。
このような不調には、加齢による「腎」の衰えが大きく影響しています。
腎は生命エネルギーの源「精」を貯える大きな臓器ですが、
更年期に入るとその機能は自然と衰えます。
また、体内の臓器はそれぞれが協力しあって働いているため、腎が弱くなると他の臓器にも影響し、
体力や免疫力が落ちたり、性機能が衰えたりといった不調が現れるようになるのです。
特に男性の身体は腎と深い関わりがあるため、腎を健康な状態に保つ方法を考えることが大切。
また、「気」「血」の不足、ストレス、生活習慣の乱れなども更年期症状の原因となります。
まずは自分の身体の変化を知り、更年期を穏やかに過ごせるように、
それぞれに合った対処をしていきましょう。
更年期の不快な症状は、体質を整えることで和らげることができます。
主な症状から自分の体質を知り、早めの養生で身体の中から予防・改善していきましょう。
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冷えからくる不調
寒くなると関節が痛む、頭痛、生理痛がひどくなる、
など寒くなると痛みがひどくなる経験をしたことはありませんか?
この、冷えからくる痛みを予防、改善するためには、
痛みそのものを抑えるだけでなく、
身体の冷えで滞った「気・血・水」の流れをスムーズにすることが大事です。
常に保温を心がけ、体内の代謝をアップしましょう。
適度な運動を続け、新陳代謝を良くすること。
寒く湿気の多い場所を避け、
下着は締めつけなく、保温性の高いものをつけましょう。
しょうが、ネギが入った、汁や鍋もいいですね。
冷え予防のツボ、足三里もおすすめです。
ショウウインドーにも、冷えのPOPを飾りました。
冷えからくる、頭痛、肩こりなどによく効く漢方もございます。
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多汗症の対策4 ストレス
「肝(かん)」(肝臓)はストレスを発散させ、
体内の「気」(エネルギー)の巡りをスムーズに保っています。
ところが、過剰なストレスを受けるとこの機能が低下し、
気の巡りが滞りがちになります。
すると、気のエネルギーが停滞して、体内に熱が発生します。
また、ストレスは胃腸の不調にもつながるため、
水分代謝が悪くなり、「湿」(余分な水分や汚れ)も溜まりがちに。
その結果、体内に過剰な熱と水分が溜まり、汗をかきやすくなってしまうのです。
このタイプは緊張やストレスで汗をかきやすいので、
なるべく気持ちを穏やかに保つよう心がけましょう。
また、肝と胃腸を健やかに保ち、体内の熱と湿をすっきり取り除きましょう。
*気になる症状
緊張やストレスによる発汗、憂うつ、焦燥感、動悸、不眠、緊張しやすい、
口の苦み、口の粘つき、口臭、舌がやや赤い、舌苔が黄色くベタつく
4回にわたり、多汗症についてお伝えしました。
最後に多汗症の食養生をお伝えします。
養生は、ストレス発散し、リラックスすること、
十分な睡眠、適度な運動もおすすめです。
《多汗症の食養生》
体質を問わず、汗が多い時にとりたい食材
*潤いと気を養う
小麦・もち米・麩・大豆・黒豆・山芋・なつめ・枸杞の実・桑の実 など
枸杞の実⇒オンラインショップ
*汗を収れんする
梅・レモン・銀杏・蓮の実・五味子・酸棗仁 など
*熱を冷まし利水する
すいか・きゅうり・苦瓜・れんこん・とうもろこし・緑茶 など
体内の過剰な水分は汗の原因になります。
適量の水分補給、利水作用のある食材で
尿をしっかり出すようにしましょう。
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