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痔の対処法・1 湿熱
暴飲暴食、辛い・甘い・油っこいものの摂り過ぎなどで体内に
「湿(しつ)」(余分な水分や汚れ)や「熱」が溜まると、
胃腸の不調を招いて下痢や便秘を起こしやすくなります。
こうした排便の不調が肛門の負担となり、痔の症状につながります。
この湿熱(しつねつ)の方の症状は、急に起こる痛みや出血、
肛門の熱感、腫れなどが特徴です。
多くは数日で治まりますが、症状を繰り返さないためにも、
体内に湿や熱を溜めない食生活を心がけましょう。
*気になる症状
急な痔の痛み・痛痒さ、痔の出血(鮮血)、排便異常(下痢や便秘)、
肛門の熱感、腫れ、強い口臭、口の渇き、舌の色が紅く苔が黄色い
*食養生
涼性の食材、便通を良くする食材:
れんこん、アロエ、ごぼう、たけのこ、枝豆、海草類、卯の花、
いちじく、バナナ、お茶、はと麦、おおばこ、決明子(けつめいし) など
参照:漢方の知恵袋
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痔の原因と対処方法
痔はとても身近な病気の一つで、日本人の3人に1人は
痔に悩んだ経験があるとも言われています。
痔は命に関わるような病気ではありませんが、
痛みや出血が続くと、日常生活に支障が出てしまうこともあります。
相談しにくいと我慢していたら、症状が悪化してしまったという事もあるので、
気づいたら早めに対処し、改善することが大事です。
痔は大きく分けて3種類あります。
・いぼ痔(痔核):肛門の内部や外側にいぼ状の腫れができる
・きれ痔(裂肛):肛門の皮膚が切れる
・あな痔(痔ろう):肛門内部に膿が溜まり、おしりに膿の出る穴ができる
中医学では、こうした痔の症状は、
体内に溜まった「湿(しつ)」(余分な水分や汚れ)や「熱」、
肛門部の血行不良が主な原因と考えます。
痔の症状には食事や排便、仕事など、普段の生活が大きく関わっています。
生活習慣を見直して”痔になりにくい体質”にしましょう。
参照:漢方の知恵袋
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疲れ目対策・3 肝腎陰虚(かんじんいんきょ)
慢性病や老化、長引く肝血虚の状態などが原因で、
肝と腎の陰液(体液)が消耗している人(肝腎陰虚)は、
白内障など目の病気にかかりやすくなり、症状が長期化することもあります。
目の疲労感やかすみ、視力の低下などの症状がはっきりと現れるのも特徴です。
それに伴って、腰痛や耳鳴り、難聴、物忘れ、手足のほてり、
口の渇きといった症状が現れます。
肝と腎は「肝腎同源(かんじんどうげん)」といわれるほど密接な関係にあります。
五臓の相関関係のとおり、肝の機能を回復するためには、腎も強くしなければなりません。
そのため、肝腎陰虚の方の対策では、肝と腎、両方の機能を高める必要があります。
また、このタイプは、特に閉経後や50歳以上の中高年に多く見られます。
*気になる症状
目の疲労感、飛蚊症、視力低下、目のかすみ、目の症状が長期化する
*食養生
腎の機能を補い、目に栄養を与える食材を摂るようにしましょう。
ごま、くるみ、松の実、桑の実、山芋、羊のレバー、うなぎの肝など
*目を休め、疲れをやわらげましょう*
目の疲れや痛み、充血といった症状は、心身が疲れていることを知らせるサインです。
症状が重くなり頭痛や肩こりなどを引き起こす前に、
目の疲れをやわらげる習慣を身に付けましょう。
・パソコンやテレビを見ていて疲れを感じたら、目を少し休める。
・ウォーキングやストレッチで適度に運動する。
・アロマオイルの香りなどで、心身ともにリラックスする。
・肝の熱を冷まし、目をすっきりさせてくれる「菊花茶」を普段から飲む。
・目の血行をよくするツボをマッサージする。
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漢方薬膳サロン ウエマツ薬局
電話:049-245-6637
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参考:漢方の知恵袋
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疲れ目対策・2 ストレス
ストレスが溜まったり、イライラやうつ気分が続いたりすると、
全身に栄養を運んで老廃物を回収する肝(かん)の機能が低下し、
気の巡りが滞ってしまいます。
その結果、目の痛みや疲れやすさ、視力の低下といった症状が現れます。
ストレスが強くなるほど、目の症状も強くなり、目の症状のほか、
頭痛や肩こり、イライラ、不眠、不安感、月経痛、月経不順といった症状を伴います。
このタイプの疲れ目対策は、肝を養い、ストレスを発散することが基本です。
ストレスやイライラを感じやすい人は、うまく発散するように工夫しましょう。
*気になる症状
目の痛み、目が疲れやすい
*食養生
ストレスや鬱気分を発散するお茶や涼性(からだの熱を冷ます性質)の食材がおすすめ。
玫瑰花(マイカイカ)のお茶、ジャスミン茶、桑の葉茶、緑茶、
ハブ茶、ハッカ、あわび、さざえ、あさりなど
マイカイカ茶→オンラインショップ
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参考:漢方の知恵袋
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疲れ目対策・1 肝血虚
目の使い過ぎで血(けつ)を消耗したり、月経や出産、病気などで
血が必要以上に失われたりすると、肝(かん)に蓄えられる血の量が
不足する状態になってしまいます。これを「肝血虚(かんけっきょ)」と言います。
また、心身の疲労、胃腸障害、過度なダイエットなども血の不足につながります。
血が不足すると目に十分な栄養が行き届かず、
視力の低下、目の疲労、乾燥といった症状が現れます。
目の症状のほかにも、めまい、手足のしびれや冷え、不眠、顔色にツヤがなくなる、
月経の量が少なくなる、髪がパサつく、薄毛、といった症状が見られることがあります。
特に生理時には強く症状を感じることもあります。
肝血虚の方は、まず肝の血を補うことが大切です。
食養生を参考に、目に十分な栄養をとりましょう。
*気になる症状
視力の低下、目の疲労、目の乾燥
*食養生
血を養い、目に栄養を与える食材を取り入れましょう。
ぶどう、レーズン、ブルーベリー、くこの実、なつめ、レバー、
にんじん、ほうれん草、菊花茶など
くこの実⇒オンラインショップ
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参考:漢方の知恵袋