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老人性乾皮症で悩む私の母が・・。
老人性乾皮症で悩む私の母が「きれい、きれい」
と言われて困ってしまう話
91歳の私の母は3年ほど前から老人性乾皮症で悩んでいました。
皮膚科で出されるステロイド軟こうは、つけるとかゆみは楽になるのですが、
やめると悪化するので、漢方薬と漢方の軟膏を送っていました。
背中一杯と腕ですので、一緒にいる弟のお嫁さんが
毎晩軟膏を付けてくれていました。
毎晩塗る、いう作業もなかなか大変です。
遠くに住んでいる私は、お嫁さんに感謝するばかりです。
おかげで3年目の今冬は殆どよくなりました。
顔が乾燥する、と言うので花しずく潤(るん)のエッセンスを
先月送ったところ先ほど
「みんなが肌がきれいね、というのよ。
きれい、きれい、と言われて困ってしまうわ」
とうれしそうな声で電話がありました。
私もうれしくなり、このブログを書いています。
この花しずく潤エッセンスはつけると、とってもつるつるして、
よく伸びますので、顔だけでなく全身つけやすく助かります。
我が家は母をはじめとして私も、二人の娘もアレルギー体質です。
そのため私が漢方を勉強しはじめ、
今は皆、アレルギーに悩むことはなくなりました。
長女の未来がこの花しずく潤シリーズの開発を手掛けたのですが、
おかげで家族全員花しずく潤の恩恵を被ることになりました。
きっと未来も喜んでいることでしょう。
未来が亡くなった翌日、この花しずく潤が出来上がり、店に届きました。
花しずく潤⇒詳しくはこちら
写真:未来が送ってくれたハイビスカス。今冬も元気に室内で咲いています。
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陰部のかゆみ、漢方で改善
アトピー・不妊 漢方専門ウエマツ薬局 植松光子です(^-^)/
女性にとって陰部のかゆみはつらいものです。
痒くて頭が変になりそうだ(ノ◇≦。)
という方もいます。
中医学ではとても良い漢方薬があり、
多くの方がだんだん楽になり喜ばれています。
内服と外用と両方あります。
内服は煎じ薬とエキス剤があります。
効き目は煎じ薬の方がよいのですが、
忙しい方はエキス剤で試してみるとよいです。
外用は生薬を煎じた汁で陰部を浸します。
かゆい時、入浴後、寝るときなどがしやすいでしょう。
生薬はいくつか種類があります。
個人差がありますので相談しながら試してみてください。
ステロイド軟膏は皮膚を薄くする作用があります。
ただでさえ薄い粘膜です。
かゆくて耐えられないときだけにして、
このような漢方の外用の煎じ薬や軟膏に変えていくと
粘膜もだんだん丈夫になって、掻いても傷がつきにくくなります。
薬剤師 国際中医師 植松 光子
写真説明:蝋梅
我が家の蝋梅、今冬1月18日撮影
蝋梅のつぼみは解熱、鎮咳、やけどに用いられ、
水虫薬「華陀膏(かだこう)」に含まれています。
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アトピーの女性の7割は生理に異常がある。
アトピー・不妊 漢方専門ウエマツ薬局
薬剤師、国際中医師の植松光子です。
アトピーの女性の相談を受けているうちに
生理の前にアトピーが悪化するかたが多いことに気づき、
詳しく生理のことをお聞きしましたら、
初潮から生理が不順だとか、
生理痛がひどい、生理にレバーのような固まりが多い、
生理の量が極端に少なく、茶色だというかたなどが多く見受けられました。
ウエマツ薬局に来店されているアトピーの
100人の女性のうちなんと72%の方に
そのような生理の異常がみられました。
アトピーは皮膚だけの病気ではないのです。
なぜ生理の異常とアトピーが、関係があるのでしょうか?
ぜひ多くの女性に知ってほしくて本を書きました。
「図解 アトピーを治して妊娠する本」<農文協>農文協の編集長はとても仕事に真摯なかたで、
ひとつひとつ内容をチェックし、その裏付けとなるものを確認しながら
どこに出しても恥ずかしくない、よい本を作ってくださいました。
川越で大学病院の教授の講演があった時に
この本を差し上げましたら、題をみてとてもびっくりされ
「えっ!!アトピーと婦人科、関係があるの?」
とおっしゃいました。
西洋医学では皮膚科と婦人科が関係ある、
という考えは全くないからです。
しかし、
中国雲南中医薬大学の副院長で皮膚科の
葉教授は本のタイトルを見て、
とても喜んでくださいました。
「中国でもこれだけ皮膚と婦人科の関係を
理解している中医師(漢方医)は少ないですよ」
とおっしゃってくださいました。
次回は8年間一回も妊娠しなかったかたが
アトピーの漢方薬を4か月飲んだだけで妊娠したお話です。
2014年12月18日
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赤ちゃん出席でアトピー学校
先日、ウエマツ薬局主催のアトピー学校
「子供のアトピーと赤ちゃんのアトピー予防」
という題でお話ししました。
3組の赤ちゃんとお父さん、お母さんも出席されました。
泣かれたときのために、会場の隣のスタッフルームを解放して
おもちゃなど用意しておきましたが、
ぐずることなく、おもちゃでおとなしく遊んでいました。
よく赤ちゃんの面倒を見ている
優しいお父さんの姿に感心しました。
漢方の3種類のお茶も、赤ちゃんが試飲して顔をしかめたり、
「もっと」という感じでほしがったり、
和やかで楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
お母さんが赤ちゃんに
「あ~ん」とスプーンでお茶を飲ませ、
そのあとお父さんも
「あ~ん」と大きな口を開けて
奥さんに飲ませてもらうアツアツの場面もありました。
多少、おもちゃのガラガラいう音が気になりましたが(^▽^;)、
出席してくださったみなさま、ありがとうございました。
植松光子
ウエマツ薬局情報ルームは→こちら
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漢方とアトピーに関わり合うようになったきっかけ
昨日川越市薬剤師会の広報委員の方が
「突っ込み隊」と称して取材に見えました。
「どうしてアトピーを主に漢方相談をして多くの患者さんが見えているのか」
その秘密を知りたい、というのです。
そもそも、私がアトピーにかかわっているのは
次女のアトピーをどうにかして治してやりたい、
という思いからです。
掻いて血だらけの背中を見て、友達が
「わあー!!」と言った、と帰宅して言うのです。
それまで当時は、ステロイドは夢の薬と言われて
私もステロイドは万能だと信じていました。
しかし、何年使っても治っていない娘の肌を見て
初めて西洋医学ではだめなのではないか、と疑問を感じました。
そこで近くの漢方を勉強している温厚な医師に相談し、
漢方のエキス剤を出していただいたところ、少しずつよくなっていきました。
私が37歳、薬局を開いたばかりでした。
それからです。
漢方を深く知りたいと思い、ありとあらゆる漢方の勉強会に行き始めたのが
そもそもの漢方とアトピーとの関わり合いのきっかけです。
そして48歳で北京中医薬大学日本校に
夫と一緒に入学したのが人生の転機です。
ここで初めて中医学を知り、
中医学で多くのアトピーの患者さんを治すことが私の天職だと悟りました。
薬剤師になってよかった、と親に感謝しました。
20代で進路に迷っている方に言いたいのは、
私のように48歳で初めて自分の進路を見つけた人間もいる、
ということです。
いくつで悩んでも遅いことはない、
きっとあなたの天職はいつか見つかるでしょう。
2014年9月23日 植松光子
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