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日本人が患者だったら中国人研修生にごちそうするでしょうか?
こんにちは、植松光子です。
先月の漢方 北京研修で、なんと中国人の患者さんに、ごちそうになりました。
お父さんは胃が痛い、奥さんは手が震える、息子はにきび、
おばあちゃんは悪いことばかり考えて眠れない、という
全部で5人のご家族が研修の最後に見えました。
そうしましたら、ご主人が
「日本人が中国にまで勉強に来ているからごちそうしたい」
とおっしゃるのです。
固辞する私たちに
「これは中国の習慣だから」と譲りません。
お土産を用意してなかったのであわててしまいましたが、
とうとう研修団と先生含めて7人が昼食をごちそうになりました。
通訳を介して和気あいあいの食事会となり、自宅にも来てくださいとも言われ、
思いがけない中国の人の気質を見、草の根の交流となりました。
これが逆だったらどうでしょう?
2015.8.15写真:故宮を守る?鶴
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漢方の人間国宝にお会いして。
ウエマツ薬局 国際中医師の植松光子です。
先週、中国北京で 漢方の人間国宝、
95歳の現役の漢方医、路志正先生にお会いしてきました。
70代に見えるくらいお元気で、いまでも毎日古典の勉強をしていらっしゃるそうです。
驚いたことに名刺をお渡ししたところ
「植松」という苗字を見て
「北京中医薬大学日本校の理事長の植松と関係があるのか」
と言う意味の質問をされました。
夫もお会いしたことがないのに、
見ず知らずの外国人の家族の名前まで憶えていてくださってびっくりしました。
そして紙に
「植松理事長は日本の漢方の発展に素晴らしい努力をしている」
という意味の中国語を書いてくださり、私たち夫婦の何よりの励ましとお土産になりました。
私も路先生くらいの年になるまで働けそうな希望が湧いてきました。
目標を持つと長生きできそうです。
皆さんの目標はなんですか?
(写真:路志正先生と)
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「亀板製剤」亀さん、ありがとう~!
ウエマツ薬局の宴会部長の新井です。
今月初めの頃、光子先生が ご相談中に、
Mさんが飼っていらっしゃる亀の「カメ子」の話で盛り上がった話を
ブログに載せましたが・・・
その記事を見て、喜んでくださったMさんが、
「カメ子」の写真を送ってきてくださいました。
ものすごく立派で驚きです。
そして、脱皮をした亀の甲羅の写真です。
「カメ子」は、片手で持つのは、重たくてギリギリのようなのですが、
とれた甲羅も大きくてしっかりしています。
「カメ吉」と呼んでいる亀が、実はメスだったとわかった理由も教えてくださいました。
オス・メスの区別は、肛門の位置で判断するようです。
子亀の時には、判断しづらいようですが、大きくなってくると
肛門の位置に 違いが見られるようになってわかるそうです。
このような立派な甲羅を持つ亀さんのお陰で、
肌を潤して、良い卵を作る 「亀板製剤」 が あるわけです。
亀さん!これからも たくさんの赤ちゃんの誕生に力を貸して下さい!
ありがとう~!
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豚骨スープで骨粗鬆症の予防
植松 光子です。
そろそろ骨粗鬆症の年齢になってきました。
食べ物で予防できないか真剣に考え、豚骨スープに挑戦することにしました。
豚の背骨にある脊髄から骨をつくるもとを作っているので、
毎日少しずつスープを料理に入れれば、美味しいし、一挙両得です。
10kg取り寄せたのが、魚沼健康豚で野菜だけ食べていて、
臭みがないという豚骨でした。作った方の手紙と写真があるのは安心でした。
さっそく夫が出刃包丁で切って、すぐ熱湯で霜降りをしてから、
さらに水から圧力釜で20分、濃厚なスープができました。
その骨付き肉を醤油と砂糖で煮込んでゆで卵も添えてソーキの出来上がり。
中国では内臓がよくつかわれ、体によいなあ、といつも思っていました。
この豚骨も10kgで1600円、こんなに安くて栄養の或るものを利用しないなんてもったいない
ただしネギや生姜を入れたのですが、肉に臭みが残りました。
どなたか臭みの出ない方法を教えてください。
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辛い時はおいしいものを食べて元気をつけよう。
植松 光子です。
今日は胃の検査で鼻から内視鏡を入れられ、鼻水と涙がポロポロこぼれ、
朝からの絶食も加えて体力が消耗した思いでした。
先月、突然の胃痛で口から内視鏡を入れ、胃の中を見た時は
血が赤くにじんでいてびっくりしました。
ストレスがたまっていたところにお餅を大急ぎで食べたら、胃痛が起きたのです。
お餅でも血がでるのかしら?
おかげさまで今日はすっかりきれいになっていました。
また、今日は昼から太極拳の仲間と巣鴨のイタリアンのレストランで会食でした。
素晴らしくおいしい料理でした。
食べ終わった時は、すっかり嫌な検査も忘れて、元気になりました。
私はいつも辛いときはおいしい料理を食べます。
次女が5歳の時難聴とわかり、入院したとき、
長女が9歳で弱視とわかり、高名な眼科医のところへ相談に行った時は
ロシア料理のキノコの壺焼きを食べました。
弟が交通事故で記憶をなくし、伊豆のNTT病院に18年間入院していた時は
毎月母と見舞いに行っては帰りに新鮮なアジのフライを食べるのが楽しみでした。
辛い時元気を出すにはおいしいものを食べるのが一番です!!
写真:今日いただいたイタリアンの前菜 真ん中はタコです。