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新人スタッフあいさつ
新人スタッフの佐藤です。
茨城から越してきて、半年が過ぎました。
先日、久しぶりに茨城に帰ったついでに、
友人がやっている美容院に行ってきました。
集客の為に、新しい事に挑戦している友人の話に、
私も刺激になる、と思っていると、
今度は中医学の講習に行くと話し出したのです\(゜□゜)/
最近では、カラーやパーマの薬液に生薬を使った、肌に良いものも
出始め、その効能などを勉強していたら、中医学にも興味がわいてきた、と言うのです。
私自身、生薬の名前を覚えだしたばかりで、
中医学の五行説など、まだまだ知らない事ばかり・・・。
畑違いの友人に、先を越された気分で帰ってきました。
スタッフの先輩方や先生に見守られながら、日々勉強中の新人ですが、
これからよろしくお願いいたします(^-^)/
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漢方薬(中薬)の青蒿の抗マラリヤ研究でノーベル医学生理学賞を受賞
このたびの大村智先生が受賞されたノーベル賞で、
実は中国人女性科学者のトウユウユウ氏も受賞されていました。
しかも中薬(漢方生薬)の研究です。
(写真:中国桂林にて)
漢方薬なんて効くのとか、ためしに使ってみよう、
なんて思っている方は多いのではないのでしょうか?
そんな漢方薬の研究がノーベル賞に値するなんて、
私もびっくり、うれしく、この記事を遅ればせながら、書いています(^-^)/
世界三大感染症に数えられるマラリヤに
中薬 キク科の植物 青蒿(せいこう)の抽出物が顕著な効果を示し、
世界中の数百万人に投与され命を助けています。
最近もマラリヤ蚊の問題で大騒ぎになりましたね。
面白いことにその抽出方法が、1600年前の漢方の医学書からヒントを得て
低温でじっくり抽出したら成功して、今回の受賞につながったことです。
私たち漢方家も、最新の研究から2000年前の漢方の医学書までをもとに、
漢方を勉強していますが、古人の知恵にはいつも驚き、
感服して敬意を以ってさらに勉強を続けていきたい、と思っています。
2016年1月24日 国際中医師 薬剤師 植松 光子
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冬のバラになってください。・・今苦しんでいるあなたへ
今朝、散歩をしている途中、
道ばたで枯れそうな枝に一輪バラが咲いていました。
冷たい冬の凍りつきそうな空気の中で、
けなげに咲く小さなバラに思わずカメラを向けました。
漢方薬局には多くの方が、心や体の悩みで来店されて泣いて行かれます 。そうした方に「あなたも冬のばらのようになってください」
と願いをこめてこの記事を書きました。
今、あなたは苦しんで、死んでしまいたい、と泣いています。
そんなあなたに私は何ができるでしょう。
両親に慈しみ育てられたあなたに、両親の愛は見えていない。
人間は愚かな物です。
失って初めてその価値がわかる。
両親がいなくなって初めて、どんなに愛されていたかわかるでしょう。
あなたは周りの人に取って、かけがえのない存在です。
自分で気がつかないだけです。
今、ここまで生きて来るには、
多くの人が支えてきてくれたからでしょう。
それはあなたのためにしてあげたい、という愛があり、
あなたにその価値があったからです。
この世に存在しているだけで
両親に取って価値があるのです。
泣いている若いあなたの肌は白く、美しい。
つらさを乗り越えて、笑顔が出れば、
冬のバラのようにさらに美しくなるでしょう。
さあ、にっこり笑って下さい。
そして「よく頑張ってきたね」
と自分で自分を褒めてあげてください。
「冬来たりなば、春遠からじ」
必ず季節は巡ってきます。
私はつらいとき、いつもこの言葉をつぶやいて乗り切ってきました。
さあ、人に頼らず自分の二本の足でしっかりと一歩を踏み出して下さい。
植松 光子
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漢方薬局のおもてなし
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
悩みをもって来店されるお客さまが、ほっとされるよう、
ウエマツ薬局ではいろいろ心掛けています。
一つは香り。お店に入ると漂う、生薬の香り。
これだけで
「なにか、ほっとするわ。」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
化粧室ではお香を焚いて、季節の絵も掛けて、
毎月担当の大山が取り替えています。
赤ちゃんのおむつ替えのスペースも用意してあります。
新年の絵は、干支の「猿」
東洋美術学校の講師の先生が描いて下さった、
可愛い「猿」の絵があなたをお出迎えしています。
一番心がけているのは「笑顔」です(^O^)/
あなたがウエマツ薬局から出られるときは、
元気に希望をもって笑って帰れられるよう、
スタッフ一同とびきりの笑顔で応対をしています。
今年もよろしくお願いいたします。
植松 光子
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寒い季節に大活躍の漢方スープ
こんにちは。ウエマツ薬局の根岸です。
先日の薬膳試食会でもお出しした、
「体がポカポカに温まるスープ」は我が家でも大活躍です!
(11/26に開催された薬膳試食会の様子は→こちら)
中医学でいう「気(き)」と「血(けつ)」を補ってくれる生薬がたくさん入っているので、
「ここを乗り切りたい」という時によく作ります。
気も血も消耗しがちなので、中医学講座の前日に
根菜類や葉物野菜をたっぷり入れてコトコト煮込んでおきます。
そうすれば中医学講座当日は帰宅が遅くてもすぐに食べられますしね。
我が家では最後に調味料で味を調える前に、
スープと具材の約半分を別の鍋に移し替えてカレールーを入れて薬膳カレーに♪
スープとカレーの両方が楽しめます!
毎日仕事で疲れ切っている&無類のカレー好きの夫にも喜ばれます。
このスープの素やレシピが気になる方は、ぜひウエマツ薬局の店頭でスタッフにお尋ね下さいね。