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和気あいあいと楽しいラインカメラ相談
コロナ対策で、ウエマツ薬局では、
お店で直接お客様にお会いしてお話しする対面販売は少し自粛して、
電話やライン相談に切り替えています。
カメラを通してお顔を見ながらのライン相談はとっても楽しいです。
お母さんと話している間、お子さんのお顔が出たり、入ったり。
最後になるとお子さんのお顔が大きくワーッと出てきて、
バイバイと言ったり、和気あいあいとした雰囲気です。
顔が見えるという事はとても楽しいですね。
ライン相談は1年位前に始めました。
慣れないカメラの扱いで大変でしたが、
こういうものがあると、遠くの方にいいなぁ、という当初の思いが実現して、
今まさかコロナ対策に役立つと思いませんでした。
昔からこんなものがあるといいなぁ、という思いから
いつも新しい機器を使い始めてきました。
20年前からのホームページ作り。メールもそのころ使い始め、
私のメールアドレスは珍しい大文字使用です。
パソコンの勉強もその頃、50代の頃からです。
将来災害が起きたら、スーパーで買い物ができなくなるかもしれない。
その時70代になっていたら、その時にパソコンの習得は難しいだろう。
今のうちに習っておこう、と思ったのがパソコンの勉強のきっかけです。
そしてまさに70代になった今、昨日から近くのスーパーがネット販売を始めました。
スーパーが三密で感染しそうな気がしていて、行くのは危険だ、
と思い始めたちょうどその時です。早速会員になりました。
まさに20年前の予感が当たったのです。
なんでも新しいことを始めるのは四苦八苦ですが、だんだん使いこなせて助かってます。
こんなわけで、今はお店での相談はすべてお電話かラインです。
みなさま、よろしくお願い致します。
植松光子
写真:たわわに花をつける八重桜
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新型コロナ騒ぎで世の中変わるかも・・
新型コロナウイルスの情報に、右往左往する毎日ですね。
しかも、今日は「感染爆発 重大局面」の発表。
不安な気持ちがよぎります。
でもこんな時こそ、あなたの底力が役立つ時です。
でん、と構えてその時その時で対処していけばよいのです。
今までの人生で辛かった時のことを思い出してください。
そのとき、あなたはどう切り抜けましたか?
切り抜けたからこそ、今のあなたがあるではありませんか。
トイレットペーパー騒ぎも大事にならずにすみました。
そのとき、あなたはどう行動しましたか?
一億人の人が一人一個いつもより買えば一億個不足します。
自分の行動が他人に及ぼす影響を考えて行動できる人になりたいですね。
トイレットペーパーがない時代があったことが想像できますか?
戦前から終戦後しばらくはありませんでした。
新聞紙をもんで使っていたのです。
農家などに行くと「主婦の友」なんていう雑誌がおいてあることもありました。
今でいえば週刊誌を一ページごと破ってもんで使えばいいのです。
芸能ニュースを読んで楽しんでから使うなんて考えると、笑っちゃいますね。
なければないで、人間は知恵を絞ります。
それが人間としての賢さです。
これから在宅勤務が多くなるでしょう。
スーパーにはITで注文が多くなることでしょう。
世の中はこれをきっかけに変わっていくと思います。
その変化を楽しんでみていきませんか?
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花言葉は「謙虚な心」と「才能」
薬剤師の飯沼です。
さて、写真の植物は今年度の中医営養学講座の受講生の方に
いただいた素敵な贈り物です。
実はこちらは「貝母百合(バイモユリ)」といい、
鱗茎の部分は「貝母(バイモ)」として
咳がつらい時によく薬膳や漢方の処方に使われる生薬です。
以前講座で紹介したところ、
家で園芸用として育てているものがまさにそうだった!
ということでわざわざ持ってきていただきました。
花言葉も「謙虚な心」と「才能」と素敵な言葉ですね。
そして、いただいた時はまだつぼみだったのですが、
先日無事に花を咲かせました!
私も初めて見たのですが、内側にアミガサ模様となっているのが
別名の「アミガサユリ」の由来とのこと。
目立つ花ではありませんが、素朴で可愛らしい花で、
由来を知ったあと実際に見ると、なんだか得した気分になりますね。
2019年度は1年間、養生茶の講師として講座に参加しましたが、
受講生の皆さんに教えていただくことも沢山ありました。
2020年度もまた、みんなが和気あいあいと知識を共有出来る、
楽しい講座になればと思います。
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ドーピング、漢方薬は大丈夫?
薬剤師の飯沼です。
今年は東京オリンピック・パラリンピックがとても楽しみな1年ですね。
実はこの前の休日、スポーツファーマシストという資格の更新のため、
e-ラーニングで講習と試験を受けました。
スポーツファーマシストとは、最新のアンチ・ドーピング規則に
関する知識を有する薬剤師のことです。
ドーピングというと、特殊なものを摂取するというイメージで、
あまり身近に感じないと思いますが、風邪薬や血圧の薬など一般的に使われている薬や
サプリメントでもスポーツ大会では禁止という扱いになっているものがあります。
そんなうっかりドーピングを防ぐため、情報提供、教育活動を行うのが
スポーツファーマシストの仕事です。
漢方薬も実は注意が必要で、たとえば興奮薬として禁止されている
エフェドリンは、葛根湯などに含まれる生薬の麻黄から抽出される成分なので
ドーピングにひっかかってしまいます。
他にも禁止物質を含む生薬で、よく漢方薬などに使われるものとして、
半夏やホミカ、鹿茸(ロクジョウ)などがあげられます。
その他の漢方薬も
「すべての含有物質が明らかになっているわけではなく、
禁止物質が完全に入っていないと保証することができない」
という点で、スポーツファーマシストとしては絶対に大丈夫とは言えないのが現状です。
健康食品もすべての含有成分が記載されているとは限らないので注意が必要です。
トップレベルのアスリートとなると、いつでもドーピング検査を受けられるような
システムの申請義務があったり、薬やサプリメントに対して
かなり神経を使って注意する必要があり、公正なスポーツのためには大変な裏側があることを感じます。
そんなアスリートの方々が健康のためにも不用意に避けることなく、
薬を適切に使用できるよう、薬を提供する側にも情報発信したりするなど、
活動を続けていきたいと思います。
写真は日当たりの良い店内で咲いていた蘭の花です。
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赤ちゃんと大人の肌は違う?
赤ちゃんの肌は大人の肌と柔らかさが違いますよね。
ふわふわ、ぷにぷにして柔らかいです。
その違いは、皮下脂肪や皮膚の厚さにあります。
皮膚は、空気に触れる一番外側の表皮とその下の真皮、
二つで出来ています。
赤ちゃんの皮膚は、大人の皮膚の半分くらいしかありません。
小学生くらいになると大人と同じ厚さになります。
逆に、皮膚の下の皮下脂肪は赤ちゃんのほうが厚く、
成長するにつれ、だんだん減っていきます。
また、汗を出す汗腺の数は大人より多いです。
赤ちゃんの皮膚が軟らかいのは、
皮膚が薄く、皮下脂肪が厚いからなんです。
皮膚は、体内の水分が外に出るのを防いだり、内臓を守ったりしています。
他に体温調節もしています。
皮膚の薄い赤ちゃんは皮膚がデリケートです。
保湿、清潔、紫外線予防をこころがけてくださいね。