-
日本の文化は心が落ち着く。
昨日は、何も用事のない日曜日。
朝、散歩の時に友人からいただいた野紺菊とホトトギス、
黄色い小菊を床の間に生けてみました。
ついでに床の間の掛け軸も変えてみました。
書道の先生が書いてくださった「秋の七草」です。
静かな秋の日が過ぎていきました。
秋の野に咲きたる花をおよび折り
かき数ふれば 七草の花
萩の花 おばな(尾花) くずばな(葛花)
なでしこ(瞿麦)の花 おみなへし(女郎花)
また藤袴 朝顔の花
山上憶良
日本の文化はいいものですね。
心が落ち着きます。
-
夫の手作り料理で秋の幸を堪能
先週私が作った芋煮が味付けを失敗したためか、
今日夫が自分で作ると言い出して芋煮を作ってくれました。
地元川越の農家で買った里芋とこんにゃく、ニンジン、
豚肉、それになめこが入っていました。
だしはイワシとサバの混合削り節。味付けは醤油だけ。
なめこを入れた芋煮は初めてです。
とろみがついていておいしかったです。
さらに私が栗拾いで昨日拾った栗を「栗くり坊主」で剥いた栗ご飯。
それにさんまをつけて秋の幸を堪能しました。
私は頼まれている講義に使うPowerPointの締め切りが近いので
午後は必死にやっていたところです。
芋煮を自分で作ると言ってたけれども、皮むきが面倒だとか言わないかな、
と内心ハラハラしていたのですが、全部やってくれて上げ膳据え膳でした。
本当に幸せな秋の夕餉でした。
夫に料理をやらせるコツは、妻が失敗するのもいいです。
任せられない、よし、自分がやってやろう、という気がおきるようです。
そして「美味しい!おいしい!」「やっぱり、上手ね〜」と心から言うことかしら?
-
香りと味で質の良い食事を体感
本来ならば、薬膳講師をしていただく予定だった、
榎本敦子さんがフェイスブックで食事の質について書かれていました。
とても良かったので、了承を得て、こちらで紹介いたします。
~榎本敦子さんFBより~
「化学調味料は体によくないから使わない」
というのは理屈的なもので、
もっと「なんで?」を体感するとよくわかります。
みそ汁と煮物の出汁をとってみると
単純においしい!
単純にいいニオイ!!
それを続けると結果的に体が変わる、ってことですよね。
そりゃ、出汁だけでオールオッケーにはなりませんが💦
他も丁寧にしたくなる。
その結果、食事すべてが質の良いものになる。
それが
「おいしい」につながり、「食べたい」につながり、
しっかり食べるから体が変わってくる。
「丁寧」ってめんどくさいかもしれない。
でも、1つやってみると、自分の中に誇らしさや楽しさがでてくる。
「丁寧」って変わっていくためには
けっこうポイントになることかも!
☆
我が家の晩ご飯。
けっこう地味。
昨日は原材料が「大豆・小麦・塩」のシンプルなしょうゆに変えたので
どーしても煮物で試したかったっっ!
え?味?
そりゃあ~、天然物の賜物ですよ。
うまっ♪
-
簡単な「足指ヨガ」はいかが?
スタッフの堤です。
以前、ヨガ教室に通っていたのですが、教室が無くなってしまい、
今は、テレビで見たいろいろな体操をするようになっています。
たまにはヨガをしようと、動画を見ながら
肩こりにおすすめのヨガをしていたところ、
「足指ヨガ」という動画を見つけました。
ヨガは、ゆっくり動くイメージがありますが、
これが結構、ハードな時があります。
足がワナワナ震えたり、お腹がぷるぷるしたり、など(;^ω^)
これが長続きしない理由の一つになりかねません。
しかし、この「足指ヨガ」は
以前ブログにも載せた事がありましたが、イラストのように
指で老廃物を流すような工程が多く、
次の日筋肉痛!!なんてことはなさそうです(^▽^)/
以前掲載したブログ:ヨガ、老廃物を流す
運動しなきゃ・・・と思いながらもなかなか踏み出せない方、
まずは簡単なヨガなどから始めてみませんか?
-
かおりんの養生茶Labo2020その➁ 秋の養生茶編
薬剤師の飯沼です。
いつの間にか朝晩が涼しいと感じる日も多くなり、秋らしい気候になりましたね。
さて、今回は【かおりんの養生茶Labo2020その➁】、秋の養生茶編です。
昨年ウエマツ薬局で行われた、中医営養薬膳学講座で試飲していただいた
季節の養生茶の特徴と皆様の感想をご紹介したいと思います。
9月の養生茶 枇杷葉薄荷茶(びわようはっかちゃ)
まだ暑さが残る秋の前半にあわせて、
「すっきりうるおす秋のお茶」というテーマで作成しました。
蜜で炒めた枇杷葉に、爽やかな香りが特徴の薄荷を合わせた養生茶です。
中医学では蜜で炒めることを蜜炒といい、
肺を潤し、咳を鎮める作用が強くなると言われています。
養生茶として初めて試作し、採用した個人的にも思い入れの強いお茶で、
【スッキリして残暑によいです】と感想をいただいたファンが多い養生茶です。
10月の養生茶 玉竹菊花茶(ぎょくちくきくかちゃ)
だんだんと乾燥が気になる秋の後半に
「まったりうるおす秋のお茶」というテーマで作成しました。
肌の乾燥や口の渇きをうるおす玉竹に、
イライラや頭痛を落ち着け、
目の炎症をとる菊花を組み合わせた養生茶です。
おすすめはクコの実を浮かべてゆっくり楽しむ飲み方です。
菊の香りがほのかにして、さっぱりしたお茶に甘さも加わり、
しばらく置くとぷっくり膨らむクコの実もおいしいです。
クコの実も目に良いので秋の夜長の読書のおともにお勧めです。
ちなみに講座では茶剤が見えるようにガラスのポットで淹れていましたが、
朝忙しいときなどは、写真のようにパックを茶海(またはピッチャー)にいれ、
お湯を注いで蒸らすという、簡便な形で活用しています。
毎朝、季節やその時の体調に合わせて選ぶのも結構楽しいですよ。
写真:枇杷葉薄荷茶