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紫根オイルで、肌を丈夫にしよう。
赤ちゃんの肌は脂が少なく、脂が出てくるのは、
にきびが出来る思春期からです。
それまでは、外から油を補った方が良いです。
予防を重視する中国では、赤ちゃんには紫草のオイルを、
おむつを替えるたび、また入浴後に塗って、肌を丈夫にするそうです。
このオイルは家庭で簡単に作れます。
作り方は紫根を胡麻油に漬けるだけです。
中国では紫草を使いますが、日本の漢方薬局では紫根を使います。
詳しい作り方は紫根とごま油のなかの説明書にかいてあります。
特にアトピーの赤ちゃんや大人も、全身に塗るとよく伸びて、赤みにも良いです。
この上から漢方の軟膏を塗ると、さらに効き目がよくなります。
紫根は涼血作用と解毒作用があり、熱や赤みをとる作用があります。
歌舞伎の助六は紫はちまきをしてでてきますが、
これは今病気で高熱がある、ということを表しています。
今でいえば「冷えぴた」ですね。