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子供のアトピーで疲れる母親
昨日、お子さん二人がアトピーのお母さんが来店されました。
お子さんたちの相談が終わり、お父さんがお子さん二人を連れて
店の二階のサロンへお茶を飲みにつれて行かれた後、お母さんが
「私の相談でもいいですか?」
と椅子に座りなおされました。
お聞きすると子供の食事やおやつに気を付け、
チョコなど肌にいけないものを食べさせないようにしていると
ストレスがたまって、逆に隠れて食べてしまう。
食べてしまってから罪悪感にさいなまれてしまう、
と言ったお話でした。
この話をお聞きしたあと、私の長女の話を思い出しました。
長女は、私と一緒に店で不妊相談やアトピー相談をしていました。
子供が生まれましたが、我が家はアレルギーの家系。
長女の子もミルクで蕁麻疹がでたりして、
あるとき顔が真っ赤になってしまいました。
長女がこどもをベビーカーに乗せて散歩をしていましたら、
「まあ、可哀そうに。
お母さん、ちゃんと食べ物、気をつけているの!」
と言われてしまったそうです。
長女は、店でお客さまにアトピーの食事指導など
やっているくらいですから十分気を付けていました。
それでも知らない人にそんなことを言われて大いに傷つき、
また憤慨していました。
きっとアトピーのお子さんを持っているお母さんたちは
こんな風に傷つくことも多いのでしょう。
また自分を責めたりして、
それが、ストレス食いにつながったりしていくのでしょう。
しかし決して自分を責めたりしないでください。
十二分によくやっているのですから。
困難は人を鍛えます。
無駄な経験はない、と言います。
少しでもかゆみを減らそうと食事に気をつけていると、
自然に家族全員が風邪をひかなくなり、
花粉症も軽くなり、メタボ軽減にもつながることを経験するでしょう。
植松光子
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