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「通いの場」
認知症予防に「通いの場」を作る、と厚労省が言っています。
とても良い言葉ですね「通いの場」
年と共に、出かけることがおっくうになります。
でも、出かけるとなると、着替えをしたり、
女性はお化粧をしたり、おしゃれもしたくなります。
気分が高鳴ると、血流もよくなり、すこし汗ばむこともあり、のども乾きます。
中医学でいう「気・血・水」が動くのです。
そうすれば、脳の中の血流もよくなり、全身の筋肉も使うようになります。
ですから出かける、ということは、一番の認知症の予防になります。
私は高齢の方、鬱っぽい方には、いつも一番の治療は
「遊ぶこと」「遊びなさい」と最後にお話ししますと、どなたもにっこりなさいます。
ワクワクする、好きなことをすると、気持ちが元気になります。
一つは、いつも行く場所がきまっていると、気が楽に行けます。
ラジオ体操、カルチャー、公民館、あるいはデイケアでもいいです。
そこへ行けば「自分の場所」がある、ということは、緊張しなくて気が楽に行け、
毎週1回でも、毎日でも行くこともよいです。
私も毎朝、近くの公園にラジオ体操と太極拳に行っています。
大変だな、と思う時もありますが、毎日皆さんが帰るときに
「明日も来るでしょ」と声を掛けてくれるので、休みにくく、頑張って行っています。
ウエマツ薬局でも、朝ゆっくりした時間の9時40分からラジオ体操を
3階のカルチャールームでやり、そのあと、早口言葉を楽しくやっています。
やった後は、体がぽかぽか軽くなり、そのあと漢方相談をなさるかたもいます。
他にもピラティス、ヨガ、太極拳なども毎週やっていますし、
漢方薬膳講演会もやっています。
皆さんの「通いの場」になればいいな、と願っています。
ピラティス
ウエマツ薬局で行っています。詳しくは↓