-
絶望的なアトピーからの脱出
東京都府中市 51歳 女性
☆今までの経緯とウエマツ薬局にいらしたきっかけ
ステロイド軟膏の使い過ぎで、最強のステロイドを塗っても効かなくなり、あちこちからリンパ液がふき出て止まらなくなった。
自棄になってステロイドをやめたら、リバウンドの嵐!!
真夏にストーブをつける程の寒気に襲われ、全身腫れたようになり、絶望で死にたくなった。
そんな時にインターネットを見ていて、本当に偶然にウエマツさんで「真熱仮寒」という身体の状態について説明しているページに行き当たり、ここだ! ここに行くしかない!! とすぐに予約を取った。
☆漢方薬を飲んで変わったところ、良かったところ
漢方薬を飲んでアトピーと同時に発症していた喘息はたちまち治り、寒気は1ヶ月で治まり、1年程でアトピーも快癒。
☆今の状況は
キレイに治って、油断してしまい、冷たいビールなど、じゃんじゃん飲んで、仕事のストレスから過食になってしまったことで再発‥‥‥
大いに反省しつつ、また漢方薬を飲んでいる。(7割治っています)
☆悩んでいる方にひとこと
アトピーの原因は人それぞれなので、自分の生活についてよく観察し、食事や洗剤を変えてみるなどの努力も必要。
私が言うのも何だけど、漢方はすごく頼りになるけど、治ってからいかに維持していくかは本人の努力次第です。
必ず治ると信じてコツコツ気負わず行きましょう。
☆先生からのコメント
ステロイド軟膏の使い過ぎで、最強のステロイド軟膏を塗っても効かなくなり、やめたらリバウンドの嵐。真夏なのに寒気がひどい。
こんな状態を不思議に思い、私は中国に行った折、上海中医薬大学の皮膚科の名医に質問しました。
そうしましたら先生は一言、「真熱仮寒」とノートに書いてくださいました。
言葉は通じなくても瞬間私は治療法を理解しました。
見かけは寒がっていても、身体の芯に熱があるので、どんどん熱をとる漢方薬を使わなければいけないのです。
皮膚が真っ赤であるのに、冷え症であるとして温める漢方薬を出して悪化させる漢方家がいます。
舌の色などで体に熱がこもっているかどうかを見極めなければいけません。
この方は大変な苦しさの中よく頑張り、根気よく漢方を飲まれました。
今はだいぶ落ち着き、喜びの声を書いてくださいました。
国際中医師 薬剤師 植松光子
(掲載許可を頂いています)
-
ステロイドのリバウンドを漢方で克服して
東京都世田谷区 53歳 女性
☆今までの経緯とウエマツ薬局にいらしたきっかけ
生後間もなくからの湿疹で、ステロイドの使用を始め、50年近くステロイドに頼ってきました。
ところが、段々とステロイドが効かなくなってきたことをきっかけに、2016年秋、脱ステロイドをしました。
その途端に酷いリバウンドで顔は赤く腫れ、痒みで夜も眠れず、約1年間、引きこもりの状態でした。
病院を転々とし、様々な治療法やスキンケアを試しましたが、治療の決め手はなく、ほぼ自己治癒力に頼り、年数をかけて以前のような生活に戻りました。
ところが2020年春、また顔にポツポツと赤みが出始めてから悪化の一途をたどり、根本的な治療の必要性を感じ、植松先生にみて頂きました。
写真:2020.12.29
写真:2022.6.6
☆漢方薬を飲んで変わったところ、良かったところ
飲み始めて、ちょうど2年経ちましたが、多少掻いてもあまり悪化せず、肌が丈夫になったと感じています。
季節や体調によって、肌の調子も揺らぎますが、以前のような酷い悪化はなく過ごせていることがありがたいです。
☆今の状況は
以前は痒くて痒くて、一日中掻いている状態でしたが、今は時々痒い程度です。
まだ痒みや赤み、乾燥、色素沈着はありますが、少しずつ良くなっています。
☆悩んでいる方にひとこと
ステロイドなどの対処療法ではなく、漢方薬や食事に気を付けることで、体の中から治すことをお勧めします。
そうすれば、私のような再発も予防できると思います。
植松先生はなぜ今の症状が出ているかの理由を教えて下さるので、気を付けるべき点も分かりますし、その時々の状態に合わせてお薬の処方を変えて下さるので、安心してお任せできます。
私は先生の「必ず良くなります」というお言葉に救われました。一緒に頑張りましょう!!
☆先生からのコメント
50年間ステロイドに頼ってきたところ効かなくなり、脱ステロイドをし、少し治まったのにまた悪化し、全身真っ赤でした。
この方の舌を見るとお豆腐がべったりついたような苔をしています。もともと食道の通過障害があり、食べ物が詰まりやすいのです。
皮膚を丈夫にするのは胃腸の働きがポイントです。召し上がったものが血になり、皮膚を丈夫にするのです。
この方も初めはリバウンドで真っ赤な顔と上半身、腕でしたが漢方薬を飲んでいるうちに皮膚の赤みも薄くなり、ゴワゴワで赤かった腕も白くなってきました。
舌の苔も真っ白だったのが薄くなりピンクの舌の色が出てきました。
今では輝くような笑顔で私たちスタッフを魅了してくださっています。
良かったですね。私たちも幸せをいただいています。
国際中医師 薬剤師 植松光子
(クリックすると拡大します)
-
免疫抑制剤を使うほどひどかったアトピーがよくなりました。
18歳 女性
大学入学からアトピーが悪化し、体は最強のステロイド軟こうを使っていました。
漢方煎じ薬でよくなり、ステロイド軟こうを止めたせいかリバウンドを起こし、
休学をしたが、漢方薬で落ち着き、復学しました。
好きだったケーキ屋さんに就職してからひどく悪化したので
皮膚科に紹介状を書いて紹介しました。
ステロイド軟こうやステロイド内服でも効かなくなって、
臓器移植に使う免疫抑制剤を使って症状は落ち着きました。
その間も漢方煎じ薬は続けて自分の副腎や肝臓の機能は落ちないようにしました。
<漢方薬を飲んだ後>
免疫抑制剤の副作用をチェックしながら、漢方薬を飲み、
次第に量も減らすことができ、今はやめることができました。
大好きなケーキ屋さんの仕事も続けていられます。
今は赤みも薄くなりました。
この2年間は一度も悪化しません。
ただ免疫抑制剤の副作用で皮膚は薄くなっていますが、
当初よりは丈夫になってきました。
<先生からのコメント>
アトピーはステロイド軟こうやステロイド内服薬の
セレスタミン、プレドニンでも効かないくらいひどくなることもあります。
その時は臓器移植に使う免疫抑制剤を使うことがあります。
もちろん皮膚科にかかりながらです。
そんなひどいときは漢方だけでなく、
臨機応変に現代医学の力を借りたほうがいい場合もあります。
その場合も漢方薬を併用すれば体質改善できます。
絶対やめないことが治すコツです。
国際中医師 薬剤師 植松 光子