黒きくらげには「血」を増やし、「血行」を良くするので肝を補う食品です。
”気の芽どき”とも称される春は精神的なストレスを受けやすい季節です。
イライラは、自律神経と関係の深い「肝」に影響し、全身をめぐる「気」の巡りを悪くします。
イライラ、怒りっぽい、やる気が出ない、ため息などの他、お腹が張る、下痢、便秘といった症状が現れやすくなります。
血液を増やし、気の巡りを良くするなど心掛け、自然の中を散歩するなどして気分転換を心がけましょう。
【材料】
・黒きくらげ…10g
・白きくらげ…5g
・豚肉…100g
・ねぎ…2本
・醤油…小さじ1
・オイスターソース…大さじ1
・塩こしょう…少々
・酒…大さじ1
・片栗粉…少々
・ごま油…大さじ1
【作り方】
①きくらげを30分間水で戻す。
②豚肉、塩こしょう、酒、片栗粉を混ぜて10分間おいておく。
③ねぎ、きくらげを食べやすい大きさに切る。
④サラダ油大さじ2をフライパンに入れて豚肉を炒め、色が変わったら、オイスターソース、きくらげ、ねぎを入れ、2~3分位炒める。
火を止めて、醤油、塩こしょうで味付けし、ごま油を入れて香りを付ける。
【効能】
黒きくらげ(性質:平)…血便・不正出血・痔などの出血に良い。
血液を補い貧血に良い。
血液浄化作用があり高血圧・動脈硬化などに良い。下痢にも良い
白きくらげ(性質:平)…喉を潤し咳に良い。肌を潤す。
豚肉(性質:平)…身体に元気をつけ、疲労・虚弱体質に良い。身体を潤し、血液も補う。
ねぎ(性質:温)…風邪、寒気・冷え性によい。血行を良くする。