薬剤師の熊澤です。
9月14日にウエマツ薬局3階で行われた第1回の薬膳教室の報告です。
コロナウィルス感染症の影響で薬膳教室は3年ぶりの開催になりました。
今回の薬膳教室は月1回の全10回からなり、毎日の食生活(体質改善や疾病予防)に役立つ薬膳を、中医学理念を基に学び、食知識を一層深め、より健康的な生活に繋がることを目的とした内容になっています。
講師は、薬膳は中医薬膳指導員、IFPAアロマセラピストの榎本敦子先生、養生法等は当店の国際中医師、植松光子が担当しています。
初回の薬膳の講義は、「季節を感じるやさしい養生」のテーマで、陰陽、季節のとらえ方や過ごし方、五行説などの中医学の基本理論を学びました。
また、榎本先生はアロマセラピストであり、季節にあわせた精油もご紹介いただき、実際に季節の香りを楽しみました。
養生法は、「綺麗な肌になるコツ」のテーマで、食は命なり、食べたものが体を作り、皮膚は内臓の鏡であることを植松のお母様の食事などの例をあげながら、食事の大切さを学びました。
精油の香りに包まれながら、皆様熱心に聴講されている姿が印象的でした。
今回の講座の感想です。
●人間も自然の一部で同じだと知り、季節が変わると体調も変化することに納得しました。
●アロマでできる香りの養生がわかりやすかったです。
座学の薬膳教室ですが、講座で学ぶ薬膳や養生法を毎日の生活の中で役立てていただければ嬉しいです!