薬剤師の飯沼です。
さて、今回は2/12に行われた本年度第9回目の中医営養薬膳学講座の報告です。
今年度の講座も残すところ今回を含めてなんと、あと2回!
あっという間ですね。
今回は症例別弁証法として、風邪について
中医学でのそれぞれのタイプ分けや主に使用する漢方薬、
食材などの講義と、食性性味表の活用の仕方のお話、
また資料を基にそれぞれのタイプ別に
どんな料理をつくったら良いか、皆さんで考えたりしました。
私が担当の養生茶Laboでは、
すっきりめぐらせる春の養生茶として、
香ばしい比較的くせのない味のハブ茶に
紅花の酸味の効いた味と香りが加わった、
赤い色が特徴の「紅花決明茶(こうかけつめいちゃ)」に、
当店の冬の人気定番、丹参スープを召し上がっていただきました。
*講座内容*
中医営養薬膳学 第9回 「症例別弁証法:風邪の方剤と食療薬膳」
かおりんの養生茶Labo 「春の養生茶/紅花決明茶(こうかけつめいちゃ)」
*受講生の感想*
・風邪の症状によって薬膳の用意も違ってくる事に驚きでした。
・食材(野菜等)ひとつひとつに効能があり、帰経も多様であることが面白かった。
・色々な方剤を教えていただいて興味深かったです。
・養生茶:赤いお茶おいしかったです!