薬剤師の飯沼です。
気づけばもう、秋分の日ですね。
さて、今回は9/11にウエマツ薬局3階で行われた、本年度5回目の中医営養薬膳学講座の報告です。
植松先生の講義は晩夏から初秋にかけての健康づくりと美容対策について、鶴田先生の講義は前回に引き続き、中医営養学の食物の作用のお話をしていただきました。
また韓国の飲み物の「スジョンガ」を持参していただき、みんなで試飲しました。
ふつうは干し柿を入れるようですが、今回は、いちじくのドライフルーツを使用した、鶴田先生のオリジナルバージョンです。
実際に韓国に市販されているものと飲み比べしたり、わいわいと楽しみました。
私が担当の養生茶Laboでは、すっきり潤す秋の養生茶として、さわやかな香りが特徴の薄荷と蜜で炒めた枇杷葉の枇杷葉薄荷茶(びわようはっかちゃ)に、秋にぴったりの白きくらげと梨の薬膳スイーツをあわせて召し上がっていただきました。
~講座内容~
*中医営養薬膳学 第5回
「中医営養学の基礎理念、食物の性能」
*かおりんの養生茶Labo
「秋の特徴と施茶方針/枇杷葉薄荷茶(びわようはっかちゃ)」
~受講生の感想~
・中国から学ぶことはたくさんあるなぁ、と中国を見る目が変わりました。
・ひ弱の由来が脾ということ。由来って本当に素晴らしいです。
・「不通則痛」の言葉が腑に落ちました。今まで体に良いものを取ることばかり考えていたけれど、「出す」ことも大切だと気付きました。
・(養生茶)びわ葉とミントって合うんですね。おいしかったです。
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