薬剤師の飯沼です。
7/10にウエマツ薬局3階で行われた、本年度4回目の中医営養薬膳学講座の報告です。
今回は、まず植松先生から「夏の養生法について」のお話があった後、鶴田先生の講義では中医営養学の基礎理念として「薬膳の歴史や四性五味のお話」をしていただきました。
また奈良で栽培されているという、ヤマトトウキの葉とエッセンスを持参していただき、みんなで香りをかいだり、実際に触れてみたりしました。
なかなか見ることのない生の当帰の葉はセリ科特有のすっきりとした香りがし、興味深かったです。
私が担当の養生茶Laboでは心を鎮める夏の養生茶として淡竹葉の香りと甘草の自然な甘さが特徴の竹甘酸棗仁茶(ちくかんさんそうにんちゃ)に枸杞の実、くるみ、棗などのドライフルーツをあわせて召し上がっていただきました。
今回の感想です。
中医営養薬膳学 第4回 「中医営養学の基礎理念、食物の性能」
かおりんの養生茶Labo 「夏の養生と薬膳茶/竹甘酸棗仁茶(ちくかんさんそうにんちゃ)」
・中医営養学の歴史で、薬というより食物という考え、歴史において自然の体験、経験によって生まれてきた。それが時代の流れで書物になってきたことが素晴らしいと思いました。
・四性五味面白かったです。だんだん奥が深くなってきて、これから楽しみです。
・夏バテ防止法が理論的に理解できました。早速実践します。
・(養生茶)飲んだ後から甘みがきて、さっぱりとして飲みやすかったです。