薬剤師の飯沼です。
6/12にウエマツ薬局3階で行われた、本年度3回目の中医営養薬膳学講座の報告です。
今回はなんと調理実習!
それぞれの季節の食養生とレシピのポイントをお話していただいた後、実際に枸杞ドレッシングと冬瓜と蟹のスープの調理の実演、そして金針菜や人参、しいたけなどあらかじめ用意していただいた食材でキンパ(韓国のり巻き)を作成しました。
キンパは巻きすをつかった一般的な方法とラップを使ったお手軽方法の二つの方法のどちらかでそれぞれがチャレンジ。
ラップでつくると手軽でさらにそのまま持ち歩けるという点でも便利ですね。
ちなみに私が担当する養生茶Laboは、長夏の養生茶その②として紫蘇生姜茶をお出しました。
この季節、意外と冷えがちな胃腸を温め、働きを良くし、良い香りでリラックスできるように作成したお茶です。
今回はこれから蒸し暑くなる季節におすすめの緑豆のぜんざいに薏苡仁(よくいにん)をたっぷりかけるスイーツも一緒に召し上がっていただきました。
今回の感想です。
中医営養薬膳学 第3回 「春・夏・長夏の薬膳(調理実習)」
・薬膳料理実習でわかりやすく楽しかったです。
・食材を組み合わせて体を整えることが「面白そう」と感じました。
・少しの工夫、使い方で薬膳に変わりうる食材がたくさんあると気づきました。
・薬膳というとあまり味が無いような何だか物足りないイメージがありましたが薄味でも食材そのものの味だったりドレッシングを加えることによってとても満足できることがわかりました。日々の食事に取り入れたいです。
・同じメニューでも少し素材を加えたりとろみを加えてあたたかくしたりすることで季節と体に合ったものができるとわかった。